このレビューはネタバレを含みます
今の日本にとってはかなり辛いゼインの主張。
親のクソバカっぷりがすべての元凶とは言え、彼らのようなろくに生活能力のない人間をどうフォローするかというのも国の使命だったりもするわけで、彼らを断罪して終…
予想の5倍以上はキツい。
限りなくノンフィクションに近いフィクション映画。
というよりも、このツラすぎる現状が監督の空想であってくれと願うばかり。
そんなわけないのですが、ね。
そんなわけ…ないよ…
つい先日ベイルートに行ってきて、こんな子供が街に沢山いたし、何度も物乞いをされた(見る限りシリア難民ぽくて、レバノン貧困児童では無かったかとは思う)。
主にカフェで食事中やタクシーに声を掛けて来たり…
「胸が痛い、心にナイフが刺さったみたいだ」子供が親を訴えるーーー《身分証》もないこの世界の片隅に、誰も知らない自給自足(生き延びるため途中自営業)。冒頭からませていてしっかりとしたイケメン少年ゼイン…
>>続きを読むタイトルから、ちょいしんどい映画だろうな、と想像はしていた。目を逸らしたいくらい絶望的な出来事が起こるけど、現実に起きていることなんだろう。まるでドキュメンタリーのようで、演技であることを忘れさせる…
>>続きを読む観る前から想像はしていたが、それ以上に辛かった。ゼインの両親も社会の構図として見れば犠牲者なんだけど、どうしても怒りしか抱けなくて、それも辛い。衣食住に困ることなく必要な教育を受けられらる社会が、当…
>>続きを読む12歳の少年ゼインが、僕を産んだ罪で両親を訴える。中東の貧民窟に生まれた少年の人生が描かれると共に移民、難民、不法就労など様々な問題をリアルに描かれる。ゼインの演技に圧巻。
ラストは号泣してしまいま…
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