斬、
なぜ人は人を斬るのか
塚本晋也監督初の時代劇。
江戸時代に片隅で生きる者たちの中に、現代と通ずる人間の変わらない本質を描き切る気概に感服。
なぜ人は人を斬るのか、斬ることができるのか。
…
刀を作る過程から始まる本作は、生い茂る竹藪の中で手持ちカメラによる錯乱状態を追体験するという意味では前作「野火」に通ずるものがある。
刀を手に取りついに相手を斬ってしまう池松壮亮の瞬発力と、対峙す…
間違いなく今まで観てきた時代劇とは大きく一線を画する1本。「人は何故人を斬るのか」、その意味を問い質す作品は今までいくつも作られてきたとは思うが、今作はその問いかけがずっしりとのしかかってくるような…
>>続きを読む渋めのチャンバラ映画。人を斬れないナイーブな剣豪(池松壮亮)が、絶体絶命の窮地に追い詰められた挙げ句に「神の一撃」を見せつける王道系の時代劇です。
ただ、なぜ池松君があれほどまでに人を斬れないの…
塚本晋也最新作にして異例の時代劇。
しかしただの時代劇にあらず
現代人を意識した。人を斬るという
行為に葛藤する主人公を通して
現代人の葛藤と重ね。そして斬る。
テーマはシンプルなんですが
主人公の…
KAIJYU THEATER