ユーロスペースにて鑑賞。
2018年新作劇場鑑賞107作目。
客席は2割くらい。
テーマ「通過儀礼」
今週のウォッチ作品。
[全体として]
塚本晋也監督作品は久々にみたが、相変わらず緊迫感が凄い。…
刀を作る過程から始まる本作は、生い茂る竹藪の中で手持ちカメラによる錯乱状態を追体験するという意味では前作「野火」に通ずるものがある。
刀を手に取りついに相手を斬ってしまう池松壮亮の瞬発力と、対峙す…
間違いなく今まで観てきた時代劇とは大きく一線を画する1本。「人は何故人を斬るのか」、その意味を問い質す作品は今までいくつも作られてきたとは思うが、今作はその問いかけがずっしりとのしかかってくるような…
>>続きを読むKAIJYU THEATER