外国人の監督目線で描く、日本のある地方にあるイエの跡継ぎ問題
監督目線のいかにも日本的な風景や家屋が映像美なシーンとして出てくるけど、こういうシーンを入れたかったんだろうなと思うだけ…でも伝統に縛…
邦画なのに監督が外国人なので意外だなと思った。
つまりこの映画は異国の地から日本の跡取り問題を見つめた中身。
二階堂家は息子の死により後継ぎがいない状況。
このままでは家計が途絶えてしまうため、…
名家の跡継ぎ問題に頭を抱える3世代の家族達の愛と葛藤を描いた物語。
焦りや重圧からか…自身の人生よりも跡継ぎ問題解決の方が大事になっている当主の生き様が哀しくも深い…
理解できるような、できない…
石橋静河さん観たさに足を運びました。
思った以上に重たい物語でした。
そして、
結構、身につまされる話でもありました。
私もかなり珍名なので、姓を後世に残したいとは思います。
珍しいってのは、…
イラン出身の監督が日本を撮る。
しかも、今となっては少し古風な、〝家〟という柵を。
何を見て、どう受け止め、どのように表現するのか。
その辺に興味を持って見に行った。
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家系という、今ではそれほど…
確かに河瀬直美イズムを感じる。
…が、古風な思考に囚われているお父さん、自分勝手すぎるぜ…。
相変わらず石橋静河は良きかな。
最後の父と娘の会話は良いシーンだけど、後はまあ並くらいかなあ。
ラス…
川瀬作品風ではあるけど、川瀬さんはプロデューサーだったのね。田舎ならではの、旧家の存続に囚われた人々を観ていると、苦しくなった。田中要次がよかったな。せっかく天理を舞台にしたのに、全く奈良弁が聞けな…
>>続きを読む昔ながらの家というのは大変だ。しかも複雑な家庭環境ときたらなおさらね。それにしても本当にある家庭を覗き見してるくらいリアルだった。秘書の人の色気とおばあちゃんの一世代前の感じリアルだわ~。ラストがそ…
>>続きを読むⒸ 2018 “二階堂家物語” LDH JAPAN, Emperor Film Production Company Limited, Nara International Film Festival