ジョン・フォードはいつだって真っ直ぐに格好良い。
台詞劇に収まってしまいそうな裁判所や語り主体の場面でも楽器が鳴り響き、主人公の信念と過去の戦争の影が画面を支配するのでとてもスリリング。若い男女の距…
人間ってどうあるべきかっていう話。
判事、というお堅い職業ながら、ちょっとお茶目な人間味溢れる主人公。
南北戦争後のケンタッキーでの判事選前の模様。街では色んな出来事が起こる中、選挙戦最中、万人に…
酒飲みで何だか緩〜く見えるプリースト判事、でも彼の魂は真のジェントルマンなのだ。
信条に沿った行動の美しさが静かに心に染み入ってくる。
最後、彼の涙のシーンは俗っ気に凝り固まった私の心をも揺さぶっ…
南北戦争の禍根を描いている関係上、それに関する基礎的な知識と、そこから続く意識、風俗への土地勘がないと、イマイチとっかかりが見つけづらい様な印象を受けた。登場人物達の背景もあまり具体的には説明されず…
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