フランシス・フォードが無口な猟師として場面を掻っさらう。犯人を追い詰める保安官が当たり前のように銃を抜くショットから息をつく暇もない馬による追走劇!選挙のパレードと葬列の対比。静かに合流する人々。危…
>>続きを読む『プリースト判事』の前に観てしまったがとても良かった。プリーストが売春宿で死んだルーシー・リーの母親のために盛大な葬儀を挙げ、町の人々から白い目で見られながら行進をしていると続々と加わってくる旧南軍…
>>続きを読む90分と表記しているサイトが多いが、今日見たのは100分くらいだった。調べてみるとこれはディレクターズカット版らしい。これも『荒野の決闘』みたいに色々あったんだろうか。フリッツ・ラングの『激怒』みた…
>>続きを読む2021年3月4日 NHKBS放送録画
『太陽は光り輝く』 1953年制作
監督、ジョン・フォード。
『リバティ・バランスを射った男』『長い灰色の線』
『わが谷は緑なりき』『駅馬車』の監督さん…
あの有名な無言の葬列のシーンが白眉ではあるものの、その他、例えばラストの画面奥行きを利用したカット。判事が家の奥に歩いていき、照明がふっと落ちるあのカットの凄さ。(捜索者や長い灰色の線のラストと同じ…
>>続きを読む1953年、巨匠ジョン・ホールフォード作
古き良きアメリカを描くヒューマンドラマ
感覚的にはもっと古い、戦前のような気もしたが、
作品群を改めて見ると、ジョン・フォードとしては、後期に入る頃の円熟…
蓮實重彦のジョン・フォード論を立ち読みしていたら登場して、最近見たことを思い出した。言及されていたのは、この映画の葬列のシーンだ。ジョン・フォードにおいて、複数の人間たちが、無言で行進するシーンがい…
>>続きを読む今この映画を見ると黒人差別の問題は本当に根深いと感じる。1953年でこれで、2020年になってもまだ同じ事で争っている。フォードってアメリカ国民は一人一人は良い奴でも、集団になると馬鹿に成ると思って…
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