太陽は光り輝くに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「太陽は光り輝く」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から法廷がいきなり楽団へ変貌する神憑り的な飛躍、それにつられてやってくる退役軍人らの描写から群れることの主題が示され、集会・パーティー・リンチといった結集の堆積がその極点である葬列へ変容していく…

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zhenli13

zhenli13の感想・評価

4.5

蒸気船の往来が何度も出てきて波を煌めかせて滑るようすが美しい。
『プリースト判事』から20年後に撮られて時代設定も20年経っているので、序盤での在郷軍人会のロートル感、南軍しぐさがさらに強固なものに…

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あぺ

あぺの感想・評価

4.8

スピルバーグの人物配置には違和感というか嫌悪感を感じることがあるけど、ジョンフォードとハワードホークスは人の配置で感動させに来るから、やっぱアメリカ最高峰なんだと思った。あの葬列の人の配置と歩き方に…

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100分版。皆の所作を捉える引きの暖かいこと。葬列に繋がる歩く動作は勿論、勢いよく直立することも、皆で座ることも、帽子を胸に添えることも。ドロシー・ジョーダンはぐったり横たわり続けて葬列に参加しない…

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lag

lagの感想・評価

4.6

やってくる蒸気船。寝床へ慌ただしく来るが堂々と。左利きでバンジョーを弾く青年。ハーモニカを吹きながら踊る。気持ちよく笑う親父たち。大勢の人が列を成して動く。脱帽して礼。聞こえてくる歌全部好き。

凄…

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シネマQ

シネマQの感想・評価

5.0
長い長い静かな葬列に泣くしかない。
人々に疎まれ、存在すら消されていた女性のために無言で歩く列の美しさ。
序盤の音楽が後半では全く別に響いてくる。ラストのプリースト判事も泣ける。
 人がだんだん集まってきて、ただぞろぞろと歩く。それだけのことに、ここまで泣かされるとは……。

フォードベスト。
音響の威力。まるで、壮大なクラシックを聴いているかのような沈黙と音楽の審美的なバランス。
葬儀のシーンは永遠に映画史に残る。ひとり、また、ひとりと続々と参列者が増え、教会でプリース…

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千利休

千利休の感想・評価

4.5
終盤があまりにも良くて泣いた。移動でここまで人の心を動かせる映画は他にそうないと思う。非常に原理的な映画の快楽に忠実な、それこそクラシックに相応しい作品。そしてとことん上品なんだよな。
おもて

おもての感想・評価

4.5
葬列シーンからラストまでが特に見入ってしまうぐらい好き
プリースト判事の人となり、生き方かっこよすぎる
またいい白黒映画に出会えた
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