ネイティヴ・アメリカンとアメリカ開拓民との間の軋轢を描いている。誘拐された子供たちをめぐり、それぞれの立場からの会話劇が繰り広げられるが、これが生々しく重い。日本に育った自分が見ていると、拉致問題の…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ウェイターのとぼけた会話で始まりボケ倒しからのシリアスな展開には驚いたが、そんなコミカルさもうまいこと噛み合っていい緩急になっていた
馬上の二人+ぽっちゃり兵士でお笑いトリオなのよ
金儲け主義の飄…
ジェームズ・スチュワートとご縁が多いので視聴。内容はそこそこよくある西部劇だっように思えるけど、自分たちとは異なる“他所の人間”に対する意識が描かれていた。
元は血の繋がる家族であるはずなのに、ほか…
コマンチに連れ去られた白人を連れ戻すために、金に汚い保安官と、真面目な軍人が同行する
軍と、コマンチの酋長と、保安官のマケーヴの思惑が絡むが、各々が、ほぼ円満に解決をみる
しかし、連れ戻されたウルフ…
「捜索者」と同じくコマンチにさらわれた子供を連れ帰る物語だが、「捜索者」同様ある種の陰惨さが付き纏う。連れ帰った青年がヒロインの女性の弟だったことがわかったものの街の人たちがリンチにかけてあっという…
>>続きを読む【白人世界とコマンチ族世界との相剋】
最近BSにて。
ちょっと変わり者の保安官(ジェームズ・スチュアート)が軍からの依頼をうけて、コマンチ族にさらわれた白人の子供(すでに成長して子供ではなくなって…
-素人が作ったかのようにコミカルとシリアスの線引きがとても曖昧になっている
しかし、それは主人公マケーブ保安官そのもの(※酒を飲んで横柄な物言いをするが、時として正論である)でもあるので、結果として…
ジェームズ・ステュアートが初めてフォード監督と組んだ一本。「リバティ・バランスを射った男」(1962)の前年に作られた社会派西部劇。
1880年、テキサスの保安官ガスリー(ステュアート)は、グラン…
ジョン・フォードの西部劇はいくつか観ているのだけど、ジョン・フォードと意識して観るのは今回が初。
町の人から護衛手数料をもらって稼いでいる調子の良い保安官ジェームズ・スチュアートと彼の古くからの友人…