さすがに自分も30代半ばに差し掛かったせいで、若い頃のようにゴダールとか大島渚とかああいう理屈っぽいアート系の映画に同調し切れなくなってきた。
今は牧歌的な西部劇や単純明快なやくざ映画を観てた方が…
スチュワートがシャーリー・ジョーンズの弟に関する脅しをかける〜ウィドマークが二人組と喧嘩をする。このシークエンスを覆う空間の暗さが何とも良い。人物は殆どシルエットで動く毎に木漏れ日が肌を照らす。不透…
>>続きを読む最後の鏡の使い方と、そこに映るジェームズ・スチュアートの悪戯っぽさが最高だった。
スチュアートとウィドマークが最初に握手する時に、スチュアートがウィドマークが手につけてる汚い軍手を外させるシーンが…
コマンチに攫われて育った少年と女性をチンピラ保安官のスチュアートが救出する話で、異文化交流の難しさを感じさせる。フォードにおいて投げる表現は感情表現に結びつく。そして何よりもラストで大演説するスチュ…
>>続きを読むジェームズステュワートはベルとの金銭的安定を袖にし、なんの得もない白人子供奪還計画に臨むことになる。それは1000ドルのお金を踏み倒されたにもかかわらず執拗に取り立てようとしないことからわかる。新た…
>>続きを読む結構ヘビィな話。暗い部分が多く、救えないことは救われないまま、それでも無理やり前を向くラストに泣く。コマンチ族との戦いや救出はたいして重要ではないのであっさりと処理、残された人々がどう生きるかがテー…
>>続きを読む煙の達人、影の達人、スラップスティックの達人フォード。冒頭のウィドマークの体を叩くたび砂埃がばふばふと舞う様は笑いを通り越して感動的ですらある。川で二人が葉巻を吸うシーンの圧倒的な魅力。ウィドマーク…
>>続きを読むものすごい話…だた…‼︎社会への風刺がすごい…ピリピリとした緊張感…‼︎それでいて暗くはなく、最後まではつらつに、未来をめざして負けずに立ち向かうぞ!というパワフルさがすばらしい。
人の動かしかた…