傑作だった前作オリジナルを、すずの周りのキャラクターを深掘りし、呉と広島の戦災の悲惨さを、明確に明示した。特に遊郭のリンの描写が際立ち、すずと周作との微妙な三角関係が物語の奥行きを拡げる。成る程、完…
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昭和19年。
実家の広島から呉市に嫁いできたすず(#のん)は、のんびりした性格もあってなかなか新生活に馴染めずにいた。
夫の周作(#細谷佳正)は寡黙で優しい…
すごい映画だった。見終わってからしばらく動けなかった。
どこにでもいる人物、どこにでもあった家庭、どこにでもあった出来事をモチーフにしており、ほかの映画とは違った。
表現・演出、絵、演技すべてよかっ…
海が聞こえるから“何気ない日常”っていうインスピレーションを受けて鑑賞。
戦争時代を舞台に死を感じる描写。平和って、何気ない日常ってあたたかい。
危機に直面せずとも、かみしめて生きていきたい、そ…
(C)2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会