フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督『ある画家の数奇な運命』(2018)
芸術の自由が招き入れた風に吹き込まれたとある真実ー
時代と共振し、恋に没入し、家庭に翻弄された画家が掴み取っ…
削れる部分いっぱいあった気がする。冗長ではあるけど特に退屈はしなかった。
真相を知っての義父への復讐かと思っていたら、なにも知らずナチュラルに復讐してたのいちばんいいパターン。
おばさん美しかったな…
このレビューはネタバレを含みます
「芸術によってのみ自由を主張できる」
という教授のセリフがお気に入り
主人公がたどった巡り合わせって結構酷なものだと思うけど復讐に燃えたりすることなく芸術に昇華させていく姿は美しかった
淡白なよう…
出てくる作品にえらい見覚えがあるなと思って観ていたらゲルハルト・リヒターがモデルのフィクションと知り衝撃。
数年前の個展にふらっと行き現物を見て酷く心を打たれたのだが、それだけでリヒター本人について…
3時間なんて観てられるかなーって躊躇してたけど、やっと観たー
これは本当に観て良かった
ホロコーストなので惨いシーンもあるが目を逸らすことなく…やはり残酷で哀しい
全てがリヒターの人生ではないが、…
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