冒頭のシーンから目が離せなくなる。床に水が流される。その揺らぎが一瞬、波のように見える。掃除しているのだということがだんだん分かってくる。溜まった水面に飛行機が映り込む。この短いショットの中に、生活…
>>続きを読む1970年代メキシコシティ、コロニア・ローマ。家政婦のクレオとその従事先の家族を中心とした日常を描く。
何気ない平穏な日々から始まり、恋人との子を妊娠、苛烈な学生運動の中でショッキングな再開による…
劇的ではない映画だ。正しさも判断も与えず、出来事も感情も整理しない。
ひたすら1970年のメキシコシティで生きる人々、外に開かれた男たちと、内に留められた女たち、無垢な子どもたちの生活だけがストイッ…
一瞬一瞬がキラキラして見える。これを美しいと思える感性で良かった。
自分が置かれた環境のせいにして卑屈に生きるのではなく、素直に受け入れて自分を自分で許し愛すること、一人きりではなかなか難しいこと…
【孤独と本音】
アルフォンソ・キュアロン監督の2018年の作品
〈あらすじ〉
70年代初頭のメキシコシティ、コロニア・ローマ地区。医者の夫アントニオと妻ソフィア、彼らの4人の子どもたちと祖母が暮…
アルフォンソ・キュアロン監督の自伝的なモノクロ映画。
劇場公開時に珍しく2回観た作品。
Netflixに加入したもんで何気にスタートしてみたら、全部観ちゃいました。
やっぱりいい映画だな。
当時…
♯48(2026年)静寂に宿る家族と赦し
舞台は1970年代のメキシコ・シティ。
主人公は中流家庭に住み込みで働く家政婦クレオは、家族の子どもたちを深く愛しながら日々の雑務をこなしていた。だが彼女…