このレビューはネタバレを含みます
・クレオが産院着いたのにクレオの情報何も言えない雇用主のことが最後までずーーっと頭から離れなかった。
・最後のクレジットのシーンで日常はずっと続いていくんだなあって思った。
・とにかく映像と音が綺麗…
この作品は高解像度のモノクロ映像を使うことで、メキシコシティ コロニアローマのある家族の周囲を詩的 素敵 魅力的に、家政婦クレオの視点を移しだすことに成功しています。
今作一番の成功ポイントはルベ…
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芸術路線作品。
特別大きな出来事が起こるわけではない上に、モノクロ、生活音、必要最低限のセリフ、引き、長回し映像で見せているのに、最後までつまらないと思う事なく見られるのはなぜだろう。
逆にすごくリ…
モノクロの美しい映像に、音楽では無い『音』が見事に調和していた。
生活音、子どもたちの声、犬や小鳥、雨音、車、街の喧騒。
これらの音と対照的なクレオの静かな優しさが、じんわりと温かい気持ちにさせてく…
最近エンタメである事の映画に慣れすぎていたなぁ。美しく、静かに胸を打つ映画を久々に観た。モノクロの世界の向こう側を、想像力が掻き立てる。匂いや音、温度すら感じさせる。美しい風景も、日常も、まるで自分…
>>続きを読む市井の人々のたくましさ、小さな幸せ。
井上ひさしの劇や小説を見たときの気分に近い。あちらはもっと饒舌だけれど。
教授のレッスンの際にクレオだけ微動だにしなかったのは、ユーモアたっぷり。予想どおりでし…