動機 ホンサンス監督のカメラワークが凄いと話があって本監督の作品を観ようと思ったのがきっかけ。
この作品が1時間ちょいで見やすいし観てみようと思った。
文章・会話を仕事にしている方って日常に起こる…
ホン・サンス監督『草の葉』(2018)
ひとはみな同じ木に成っているー
「会話」の中からうかがえるそれぞれの人生の断片やドラマ。
それを聴いている人がいて、
またその人も「会話」に出てくる世界…
モノクロおしゃれ哲学映画。喫茶店で何組かの人々が自殺について語る。それをキムミニと一緒に盗み聞きするスタイル。
弟カップルとご飯食べている時のキムミニがヒステリックで怖かった。そんなに詰めることない…
「無縁だった人生が絡み合い、寄り添うのね」
「結局人は感情であり感情は崩れやすいけどとても貴重で時には安っぽいけど恋しい」
「生きてる人は生きなきゃね、今という時間は大切だから」
「大したことはない…
頼りない男性に付き合わされる女性の蔑みがちらほら見えてくる。ああ焦ったい。もどかしい。そっちが傷つかないように配慮してるのにいい加減気付いてよ。そんな男性は愚鈍である。そして厚かましい。でもその微妙…
>>続きを読むこりゃ凄い、死の香りに満ちている。
喫茶店の中での3組の会話劇が同時進行するのだが、3組とも知人が自殺している、あるいは本人が未遂を犯しているのだ。
スタイル的に切り返しはそぐはないのだが、
自殺し…