東京国際映画祭 コンペティションにて(審査委員特別賞受賞)。
映画には、一筋でも未来に光を感じさせるものであって欲しいとの期待があるが、本作は真逆。厳しい現実をとことん突きつけられる、見ていて本当…
私利私欲に走るとろくでもない。
今後の人生で彼が笑う日は来るのだろうか…。
主人公、牛のこと、あんなに慈しんでいる人なのに…
デンマークて硬質でひりひりする映画作るんだなぁ、面白かった。
デンマーク…
東京国際映画祭にて鑑賞。
コンペ10本目はデンマークの『氷の季節』。ラース・フォン・トリアーやトマス・ヴィンターベアといった有名どころを筆頭に、近年では『ある戦争』でトビアス・リンホルム(『シージ…
もうほんと北欧はどれだけ厳しい土地なんだよ…。娘以外の人間あんまり好きじゃないおじさんが撮ったのかなと思ったら、若いフレンドリーな監督が現れてびっくり。「暗い人がコメディ撮って、明るい人が暗いバイオ…
>>続きを読む19世紀が舞台ではあるけれど現代へと地続きの普遍的物語。貧困・格差が引き起こす連帯の空中分解。容赦なき絶望の波状伝播に打ちのめされること必至。
そんな残酷な運命に翻弄されながらも、決して揺らがないか…
スカンジナビア航空機内で見られたから鑑賞。見逃していた映画だから嬉しかった。
北欧の凍てつく大地の厳しさとイェンスの内心描写がマッチしていて、凄味がある映像世界になっている。タルベーラ程淡々としてい…
爆睡系かと一抹の不安があったけど、幕が開けてみれば傑作でした。みすぼらしい爺さんが主人公の映画で4.5以上つけるの初めてです。
絶対悪さえも必要悪に呼び替えてしまえる、人間の自己正当化の性質が顔を…
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