強烈な映画でした
何より己で考えて動かず
職務を全うするだけで疑いを知らない
脳死スーツにはなりたくない
己を否定しないためだけの、偽物の
他者への期待も気持ちが悪いが、
やっぱり自分の子供とな…
大切なのは正義の実現か。それとも生活を守るための保身かー。旧東ドイツの高校生たちと家族の葛藤を描いた本作品は、現代日本に生きる私たちにも様々な示唆を与えてくれる良作です。旧共産圏の怖さと陰鬱さだけ…
>>続きを読む冷戦下、日々、自由が無くなっていく。政府に睨まれたら最後、自分だけでなく家族、親族にも類が及ぶ。
そんな時代の東ドイツで起こった、若さ故の友情に対する切ない「仁義」の物語。
現在のアメリカを見てい…
時代に縛られて、正しいと思うものを追って、自分の人生の責任を表面から受け止められる彼らに対して畏れと尊敬を感じた。
家族との別れを受け入れる本人も、また自分の子を優先して悲しさをしまう親たちにも内心…
1950年代、東ドイツの高校に通う生徒テオとクルトは西ベルリンの映画館でハンガリーの民衆蜂起を伝えるニュース映像を目にして、自由を求めるその姿に感銘を受けた2人は級友達に授業中に2分間の黙祷すること…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
この見終わった後の余韻。
これが実話か...
高校生という色々考える時期。
将来のことではなく、
反革命的なことに興味を持って動く。
自分が知っている家族のこと。
友達のことは想像以上に未知で…
WW2以降、東西に分断されソ連の支配下に置かれた東ドイツ。ファシズム、ナチスなど過去の過ちを否定しソ連の社会主義に従順になる東ドイツ。東ドイツでは情報の印象操作があり、事実とは異なる報道をして市民を…
>>続きを読む学校や教師が体制側として描かれ、十代の若者達が立ち向かっていく話はいつも心を動かされる。
この映画もその一つ。だが舞台のスケールが普通と違った。この世界はドラマのために作られた箱庭でもなければ、別…
©2018 ZDF/ Logos: akzente, zero one, Studiocanal und Wunderwerk