このレビューはネタバレを含みます
西ベルリンのニュース映画でハンガリー動乱を知り、2分の黙祷を捧げることを提案したことが後々大きな事態を招くだなんて。少しでも自分たちにできることをなにか行動に起こそうと思った結果が、自分たちだけでは…
>>続きを読む冷戦下、東ドイツの将来有望なエリート学生たちが、ある出来事が原因で、西ドイツへの亡命を決断する、実話がベースの物語。
第二次世界大戦でドイツが敗北し数年、敗戦の色が希薄になりつつある時代背景が、思…
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たった2分の黙祷から始まった事件…。
黙祷に反対していた生徒からしたらかなりいい迷惑。エリックは気の毒すぎた。
最後、ほぼ全員が(私も賛成しましたと)席立つの感動した。
クラスが閉鎖になって、…
戦争が終われば平和が来る」――そう思っていた。
でも東ドイツの現実は違った。社会主義体制の下、言葉も行動も監視され、黙祷すら国家への挑戦になる。
1956年、ハンガリー動乱に共鳴した高校生たちは、…
生徒一人一人の保護者や親族の描写が細かくて、高校生の行動力と未成年の不自由さみたいなもののギャップがもどかしかった。観てる最中は大人への反発とか若さ故の情熱で西に行ってしまった印象があったが、観終わ…
>>続きを読む「沈黙が、最大の声になるとき。」
1956年、東ドイツ。
たった2分間の黙祷が、若者たちの人生を変えてしまう――。
この映画は、国家が個人をコントロールしようとした時代に、「信念」を貫こうとした高…
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「黙ってただけで人生が壊れるなんて、そんなバカな」と思ったあなた、ようこそ東ドイツへ。
ラース・クラウメ監督の『黙する教室』は、 1956年のある高校生たちが「ハンガリー動乱の犠牲者に1分間の黙祷…
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西ドイツに活路を見出し、ひたすら自由を願った若者たちが小さい革命を起こす。
このタイトルだけど実際に作中で電車に乗るのは最初と最後だけ、遊びに行ったのと逃げ出したのと。
当時の共産主義を掲げる東ド…
NHKバタフライエフェクトみたいな映画。
という表現が正しいのかわからないけれど、西と東のとんでもないドラマ。
壁ができる以前はこうして行き交いできていたのか。
何というか、これから日本もどうなるか…
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