武家社会というシステムでの武士たちの葛藤をリアリズムで捉えているので、
ケレン味がある忠臣蔵外伝四谷怪談とは真逆の作品。
高峰三枝子の所が最も溝口的かもしれない。
ラストの切腹シーンに直接描写はない…
圧巻!!
義のため、仲間の為、主君の為死ぬ、武士道、ホモソーシャル。男なのでこういうのには弱い。溝口トップで好きな西鶴一代女と鏡写しの人物造形。
後半で思ったのは演出のモーションのメリハリだろうか…
本作は、戦時下の国策的な要求と溝口自身の映画美学が、一つの作品の中で交錯した映画といえる。
前編の様式的な演出を引き継ぎながら、忠義のために犠牲となる人間の悲劇に重点を置く。最大の見せ場である討ち…
溝口の忠臣蔵。討ち入りと赤穂浪士の最期を描く後編。本作では高峰三枝子の男装が見れる。
後編で描かれるのは討ち入りの前後の人間模様。むしろ見せ場であり活劇の宝庫でもある討ち入りの場面は描かないとい…
戦中の複雑な事情が名匠の映画作りに影を落とす。企画自体がお国への忠義の高揚にあるのかもしれない。世界のミゾグチをもってしても、思うに任せない状況なのだ。
いきなり忠臣蔵の名物 松の廊下から始まるが…
すっかり忘れ去られてしまった日本の伝統文化・忠臣蔵。
私の思い出は高校一年生の12月、職員室の予定表に「今晩吉良邸討ち入り!」という落書きがあったのを見たくらいです。
数ある映像化の中でも溝口忠…
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