私、オルガ・ヘプナロヴァーの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『私、オルガ・ヘプナロヴァー』に投稿された感想・評価

Gocta
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1973年にトラックを暴走させ多数の被害者を出した、チェコスロバキアの実在の女性を描いた映画。面白くは観れた。ただし共感も納得感もなかった。

白と黒の画面からは体温も温度も感じず、その事に助けられたような気もする。

微かに動く顔の筋肉、視線の冷たさ、寡黙、沈黙、静寂。セリフの少なさが彼女が如何に孤独であるかを教えてくれる。当たり前に音楽…

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3.0

実話ベース。
共感は難しいが
モノクロであることが作品の毛色と
マッチしている。

オルガは終始不機嫌そうな表情で
タバコをふかし
社会と他者への憤りを露わに
表現している。
オルガの口から語られる…

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 セピアな世界、言葉も少なく、タバコをふかし続ける日々。常に悲しげで怒りに満ちたその人生だからこその、モノクロ映画か。
 裕福な家庭に生まれながらも、自信がセクシャルマイノリティなこともあり、常に息…

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YY
3.6

“安すぎる代償として、死刑を宣告する”

伝記映画
圧倒的な主役の演技力
さすがに理解しきれない部分もあったが、刺さるセリフがいくつかあった。
淡いモノクロ映像のせいか、殺人の描写が軽く見えてしまう…

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3.9

主役の方の演技が本当に凄い。
終始ほぼオルガの視点でかつ説明も無しに話がグイグイ進んでいくにも関わらず、表情や細かい所作の一つ一つでキャラクターの繊細な心情が直に伝わってきます。終盤の事件に至るまで…

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異常者とされる人のなかで独自の論理が仕上がってく過程ってこんな感じだよな〜という。ズーン
生恥
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私も犯罪者予備軍だった時あるからわかる
オルガは運が悪かっただけ

地味な感じだったかな。
追い詰められら少女が衝動的な行動に出てしまう話。とかいうまとめ方をしてしまうのは、まあちゃんと楽しめなかった証拠かしら。

最終的に病んでしまったのか自分はちっとも悪くないと…

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3.3
彼女が実在した人物だとは知らず
どこを取っても陰鬱で救いがない
社会から拒絶され続けて極端な選択しか出来なくなった彼女に思いを馳せたくなる

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