私、オルガ・ヘプナロヴァーの作品情報・感想・評価・動画配信

私、オルガ・ヘプナロヴァー2016年製作の映画)

Já, Olga Hepnarová/I, Olga Hepnarová

上映日:2023年04月29日

製作国:

上映時間:105分

3.6

『私、オルガ・ヘプナロヴァー』に投稿された感想・評価

字幕翻訳 上條葉月
字幕監修 ペトル・ホリー
kody
-
存在感がある

1973年、プラハ。トラックで無差別殺人を起こし、「社会への復讐」と手紙に記した実在の女性オルガ・ヘプナロヴァー。映画はこの事件の衝撃性をなぞるのではなく、彼女の内的風景を、限りなく静かに、冷徹に映…

>>続きを読む
3.2

『"感情が枯れ、希望を失っても壊れない堕天使"なるほど。死刑に至る迄の全てを簡略化するとこういう事になるんじゃないかな。全然理解できる。だが、娑婆以外で煙草吸えるか?大好きな煙草。』

>>続きを読む
【crépuscule films Retrospective】私、オルガ・へプナロヴァー
8/29(金)〜9/4(木) 15:20-17:10
※B1Fスクリーン「Morcシタ」にて上映/全席自由席
Hiii
3.5

1973年プラハでトラックを暴走させ8人を故意に死亡させたことにより、チェコスロバキアで最後に死刑執行された実在の女性オルガ・ヘプナロヴァーの生涯を描いた作品。

父親からの暴力、母親は厳格な性格で…

>>続きを読む
思惟
-

2016年の作品だが、日本では2023年に公開されたとのこと。配給を担ったクレプスキュール フィルムは本作以外にも気になるラインナップが多く、今後も注目したい会社だ。
本作は、1970年代チェコスロ…

>>続きを読む
3.8

問われるべきは
家族の罪。

ありとあらゆる社会から弾かれ、身も心も完全に行き場をなくしたオルガの、笑顔を一切見せずに睨みつけるその表情からは、社会への怨恨がありありと見て取れるが、復讐という名のも…

>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます

社会に不満があっても「どう行動に移すか?」は人それぞれだが、ほとんどの人間が何も行動せずにいるはず。
たまに恐ろしい行動を起こす人間が世界中でいる。日本も例外でなく、不満の矛先が無関係ない人々に向く…

>>続きを読む
甲乙つけがたい判定しづらい作品。フランス映画らしく余韻を楽しむ感じ。

あなたにおすすめの記事