白黒の世界の中で、いつも白ワインを飲んで、ずっとタバコを吸っていて、タクシーを運転する、心に闇を抱えた同性愛者の若い女。画としてはなんだかお洒落に見える。
生々しい性の描写は好きじゃないけど、序盤…
セピアな世界、言葉も少なく、タバコをふかし続ける日々。常に悲しげで怒りに満ちたその人生だからこその、モノクロ映画か。
裕福な家庭に生まれながらも、自信がセクシャルマイノリティなこともあり、常に息…
“安すぎる代償として、死刑を宣告する”
伝記映画
圧倒的な主役の演技力
さすがに理解しきれない部分もあったが、刺さるセリフがいくつかあった。
淡いモノクロ映像のせいか、殺人の描写が軽く見えてしまう…
主役の方の演技が本当に凄い。
終始ほぼオルガの視点でかつ説明も無しに話がグイグイ進んでいくにも関わらず、表情や細かい所作の一つ一つでキャラクターの繊細な心情が直に伝わってきます。終盤の事件に至るまで…
地味な感じだったかな。
追い詰められら少女が衝動的な行動に出てしまう話。とかいうまとめ方をしてしまうのは、まあちゃんと楽しめなかった証拠かしら。
最終的に病んでしまったのか自分はちっとも悪くないと…
2025/3/16 71本目
・大量殺人を犯したチェコ・スロヴァキア最後の死刑囚、オルガ・ヘプナロヴァー。彼女の暗い生涯を描いたドラマ作品。
・モノクロで、音楽、カメラの動きも少なく、余計な編集…
色々考えさせられる。
自分が死ぬ勇気よりも誰かを殺す勇気を持ってしまった。
なのに結局、周りは何も変わらない普段のまま。
賞賛されるようなヒーローになれた訳でもない。ただの死刑囚が生まれただけ。
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