川沿いのホテルの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『川沿いのホテル』に投稿された感想・評価

レク
4.4

漢江を望む閑静なホテルを舞台に、何気ない会話の中で"老いと詩"を介して女性を追い、やがて死を迎える人生そのものが集約された傑作。
出会いとすれ違い、絶妙な距離感を描いた群像劇と会話劇から導き出される…

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ホン・サンス監督『川沿いのホテル』(2018)

無責任なことなどない。
「したこと」の十字架は皆、それなりに背負っているー

息子たちから離れていった父親の罪悪感と、
息子たちの憎しみ。愛情を取り…

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4.5
詩人だって死や孤独の前では、若い女性にしっぽを振る滑稽なおじさん。弱さを優しく肯定するホンサンスのユーモア
S
3.5
どことなく悲哀と死臭が漂ういつもと違うホン・サンス劇。麗しい美女二人が現れ、彼女たちに詩を捧げる。女は決して天使なんかじゃない説。いつか必ず訪れる自分の死とはどのような風景なのだろうかと考える。
悠月
-
2つの話が交わりそうで交わらない
相変わらず絶妙な決まり悪さで中毒性ある
ホンサンスの映画は不思議だ。どんな風景もただの映像ではなく、映される人物のリアルに変わる。リアルって言っていいのか分かんないけど。
bh
-

男特有で持ち合わせている想像力の欠如ゆえの配慮のなさをここまで描けるのにホン・サンス自身が最も気持ち悪い点がずっと不思議、いやむしろ辻褄が合ってるのかもしれないけれど あとホン・サンスって女性同士の…

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詩人父が女の子たちに声をかける勢いに笑ってしまった😂
めっちゃ褒めちぎるじゃん😂
最後、良いのかどうかわからない詩を披露して、女の子たちが反応に困ってる(ように見える)ところもツボだった

女の子た…

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他の作品以上にレティサンスというか、解釈の余地を多く残し静かに撮られた小さな作品。二つの場がシンクロするようですれ違うようで、そこに余地が生まれる。これはこれで面白い。
kaorui
5.0

大傑作だ。
まず雪の降り積もる漢江沿いに建つホテルのロケーションの勝利。
そこにキム・ミニとソン・ソンミの美女二人が雪の中を歩き、白いベッドに二人が横たわるだけで完全勝利だ。
そうしてキ・ジュボン、…

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