彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールドの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド』に投稿された感想・評価

「実体験を淡々と…」

ドキュメンタリー作品なんでしょうけど、貴重な映像記録(モノクロフィルム)にカラーをつけて編集してある、とても実験的な作品。映画の持つ「後世にフィルムを残す」という役割から考え…

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まずタイトルについて触れておきたい。日本語タイトルは『彼らは生きていた』だが、英語原題のニュアンスは明確に異なる。直訳すれば「彼らは歳をとらない」という意味であり、それはすなわち第一次世界大戦で命を…

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現代技術で甦る生々しさです。
戦争って…何故あるのだろうか?

人類史の中で初と言っていい、大規模な国民国家同士による戦争。
「西部戦線異状なし」 や「映像の世紀」をもってしても遠かった塹壕との心理的距離を近づける本作、塹壕を膠着させるためだけに命を落とし、人格…

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戦争を知らないからこそ遊び感覚で志願してきた兵が多く動員し大戦になったことを鑑みると今の時代に戦争が起き、徴兵しなければならなくなった時反戦教育を受けて戦争の恐怖心を持っている現代人から兵を募ること…

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4.2

よくぞ作ってくれたピータジャクソン監督

「クリスマスまでには終わるだろう。」
そんな楽観的な声で戦場に向かった若者たちがいた。
けれど、彼らを待っていたのは、終わりの見えない塹壕戦という地獄だった…

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4.2

導入はありがちなWWⅠのドキュメンタリーかと思っていたが、戦場に到着したところから本作の本領発揮!カラー、画角がワイドに。まるで戦争映画を観ているような体験。最近よくモノクロの記録映像をカラーにした…

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yurina
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兵器の進化、鉄道の発展とナショナリズムが合わさった結果が悲惨すぎる。
終戦生還後の市民とのギャップが凄い。
戦闘も凄い。
観て記憶して良かった。
まさ
4.0

第一次世界大戦、塹壕戦の過酷さやその当時の戦争に対する国民の抱くイメージを
実際の兵役を経験した方の声と、実際の映像、コンピューター技術による着色、音入れ。更には実際の映像の兵士の唇の動きを読んで声…

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