私は東京にいて、東北に比べれば屁でもないくらい地震の揺れだった。
なのに、怖さがいっぱいだった。福島第一原子力発電所の事故を見て、何が起きてるんだ?ぐらいにしか思っていなくて、正直この映画を見るまで…
東日本大震災後の福島第一原発で命を懸けて戦った方々の物語。
当時、津波が押し寄せるニュース映像をリアルタイムで見て、心底恐怖を感じました。それまで津波の怖さなんてこれっぽっちも感じたことなかったのに…
"(^ー^)"
福島第一原子力発電所であの時、現場で闘っていた人達を恥ずかしながら僕はここで初めて知り一生焼き付けました…(*- -)"
観終わって、なんて言っていいか、なんとなら言っても良いの…
当時高校生で、福島はおろか東北地方に行ったことのない私にとって、どこか非日常の出来事のようだった。
それから歳をとり、就職を機に東京へ出て、福島の子に出会い、あれが日常だと知った。
あの事故の時…
「原爆に立ち向かい、日本を救った人たちの物語」
東日本大地震の福島原発事故の現場にいた方達の戦いを描いた作品。
人によってはショッキングな映像もあるため思い出したくないこともあるだろうが、映像作品…
当時の関係者リモート会議での生々しいやりとり、なんとも言えない空気感が再現されている。
吉田所長の人間臭さと、政府・東電本店の当事者とは思えない無責任さ。
もう少しなんとかなったのでは?という思いと…
戦争映画のようだ。
誰も助けに来てくれない。怖かっただろう。目に見えない放射線の恐怖の下で立ち向かえ、と言われたら自分もここまでできるのだろうか。
エンドロールの現場作業員達の写真が切なかった。
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© 2020『Fukushima 50』製作委員会