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お前が接吻するんかい!となった
正直頭が追いつかなかった…
前半は上から見下すショットが多かったが、あれは意図的なのだろうか。監視カメラのシーンは特に気持ち悪くて、とてもいいショットだった。
階段と…
法廷ではなく面会室の映画ということでエリア・カザンやニコラス・レイの諸作を思い出してて、よく見ると小池栄子と豊川悦司の切り返しは片方が上目遣いを止めて白目に光を取り戻すともう片方が俯いて黒目に沈む、…
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ずっと気になっていてようやく観た。
評判通り小池栄子が狂気じみていて本当に凄かった。
坂口が「控訴する」となった時のスイッチの切り替わりが見事だった。
同志だと思っていた彼が京子は変わったと思った…
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公開以来だから、18年ぶり二度めの鑑賞となります。とても緻密に作られた映画で、ブレッソン的な構成と画作りを感じる。
どうやらこの物語は無差別殺人犯・宅間守をモデルにしているという説もあり、そう考える…
ブレッソン的な「抑制」が恐怖描写として作用するオープニングに戦慄。殺人そのものは描かれず、少女も父親もドアの向こうにただ消えていく。トヨエツに髪の毛ごと掴まれた少女の目ン玉かっ開いたあの表情、強烈。…
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