ウィーアーリトルゾンビーズの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「ウィーアーリトルゾンビーズ」に投稿された感想・評価

良かった。

良い所もあるし悪い所もあるかんじ。

YouTubeでも公開されてた表題曲含め劇中の曲は良かった。

「なんつって」などの耳に残るセリフも良かった。

かき氷のくだりは可愛すぎて笑えたw

出演してる俳優が大物ばかりで驚いた!
どうやって集めたのかな?

主役4人はこれからも活躍しそう特に中島セナと奥村門土は独特の雰囲気があって良かった。

全体的にはテンポは良かったけどもっとタイトにして90分ぐらいだったら良かったかも。
全体的な世界観はすきやけど
物語はう〜ん、、、となったな〜

エモ〜

朝起きて世界がぼんやりして見えるの

生きたさすげえ

カムチャッカよりあついわ〜
楽曲提供は神聖かまってちゃんかと思いきや全然違った。

中二病に毒された雰囲気も好き
話も好き
リトルゾンビーズたちも好き
だけど
中島哲也のポップな場面だけで
映画作った感じがして後半はかなり食傷気味。

生きてるか死んでるかわからない
悲しいはずなのに涙がでない
夢や希望もはじめからない

そんな思いで思春期を過ごしてきたのに
気づいたら、大人になってからのほうが
よりゾンビになってるんだよなあ
イヤホンしてお気に入りの音楽を聴きながら夜道を歩いてるときの無敵感。この狭くて暗い一本道だったらぜんぶ丸ごと自分のものにできるんじゃないかと、鼻の奥の方から謎の自信がわいてきて一駅も二駅も通り越し、肌寒さを感じる頃には家からずいぶん遠くまで来てしまったことに気付く。そのとき鼻歌でも口ずさみながらしたとりとめもない考え事のような、不思議な映画である。
レトロゲーム画面のドット絵などを随所に散りばめたアートワークや、別世界を往来するようなカット作りが美しく、絵が切り替わる度にハッとさせられる。独特なテンポを持った軽快で刺激的なリトルゾンビーズワルードの虜になってしまった。
子どもたちの無機質さはむしろ自然で、彼等彼女等がそのテンションのまま嫌に芝居がかった大人社会に交わると、物語の視野が広がったはずなのに世界は途端に窮屈なものに感じられるため、物語的にもダイナミックな対比として機能している。特に中島セナの存在感。なんでしょう、あのお顔、あの出で立ち。隣にいたら、つい手を伸ばしてしまいそうな魔性である。無軌道で無自覚な少年たちと同じ危うさを抱えながらそれを支えるような神秘的な儚さが、画面から伝わる強烈なノスタルジーの正体なのだろうか。若干13歳。これは恋ですか、恋ですね。
これら役者たちを写す前衛アートのような抽象的で美しいシーンの数々からATGの遺伝子を感じるが、その趣向のみが先行して頭でっかちな凡作になってしまうパターンは多くある。しかし、イマドキシュルレアリズムによって伝わってくるのは、ひどく形式的な虚無でしかない。
厄介なのは、この虚無を深みだとも薄っぺらだとも言い切れないことだ。映像による視覚的な快感と、まさしく取って付けたような文芸性に殴られているうちに、この映画は現実と地続きなのか、あるいは単なる絵空事なのか、どう受けとればいいのかわからなくなってしまう。この人を食ったような態度でいたずらに茶化されたような中身のなさこそが、本作の独自性といえる。
偉そうなことを言ってそうで、特に何も言ってない。僕の好みど真ん中。大人社会の怠惰も子供社会の闇も一口に「ゾンビ」と呼び捨ててしまう安直さから、画一性に甘んじることも、それに取り込まれまいと尖っていることも両方ダサいんだと、諦めに近い空虚な感情が垂れ込めており、この映画事態のダサさを作り手自身も自覚していることがわかる。それでいて、先回り的に批判を回避する半笑いや内輪ノリに逃げの一手は打たず、むしろ映像には微塵も妥協がない。ゆえに、良くも悪くも刺激が強い映像作品に仕上がっていると思う。
我々が、信じ愛し望んでいたエモくて恥ずかしい2000年代をいまになって蒸し返してくる空気の読めなさ。同時に、こういった熱狂を草葉の陰から嘲笑し毛嫌いしていたサブカル糞野郎どもは御愁傷様、いま生きている時代を楽しめないなんてかわいそうですねwと、同じ穴の狢に唾を吐きかけていく不遜なスタイル。このエモについて深く考えもせず安直な判断で同調してくるやつはバカでダサくて友達になれないけど、わかったようなことを言いながらこんなもんを有り難がるような勘違い野郎も流行ってないんで僕の目の前から消えてくださいと、陽キャも陰キャもみんな平等に拒絶していく人嫌いっぷり。こんなもん惚れるしかないっしょ。俺たちの令和には、俺たちの居場所はない。同時に、お前らの居場所もない。
アートを高く見積もるな、中二病とか気取ってんな、つーか何マジになってんの?みたいな、そういうのもうやめませんか?斜に構えるとかダサいんで。うっせえな、エモいとかぬかして浸ってんじゃねえよ。は?キレそうなんだが。死ね。
おっ!っと思うシーンもあったけどそれ以外が痛痛しい。
そして無駄にキャストが豪華なのも業が深い。

MVやCMをつなぎ合わせたような一本の映画としての統一感のない映像群
奇抜さの洪水はもうおじさんの私には辛い。

エモいか
ダサいか
好き嫌いハッキリ分かれる。

10分くらいの短編なら面白かったと思うけど…
悔しいけど、めちゃくちゃ良かったんよなあ。好きなタイプでもないけど。『そうして私はプールに金魚を』の世界観そのまんまでしたね。
常にPOVで、全知的自己視点で、大人と社会へのシニカルな視点と絶望をポップに描いている。わかり易すぎるくらい説明的で情緒的なセリフはさすが。でもませた子供の心の声なんて実際あんなもんで、長久監督、子供のままでかくなったんやろうなと思う。

『ゾンビ』のモチーフっていうのは、コンテンツの歴史視点で見ると、「なりたくないけどなってしまう可能性を孕んだもの」のメタファーとして機能してきて、鬼滅の刃でもそうやけど、大抵の場合、話の展開で主人公は「あちら側に行ってしまう」もしくは「行きそうになる」という文脈的な葛藤を見せるもので、今回は完全に「汚いでおなじみの大人になりたくない」「生きながら死んでいる」のダブルミーニングで表現している。
今回に関して言えば、子供達は自らをゾンビと総称しているように、「生きながら死んでいるようなもん、どうせオレたちも大人みたいにああなるんだろうな、あーあ。」という諦観を表現してて、これが本当に面白いし、長久的視点だなと思う。(これは『金魚』でも全く同じテーマ。)
鯉をみて、「生きたさすげー。でもエサこれだけしかあげられないんだ。」「うわきもっ。」のシーンがシニカルすぎて笑う。「社会にガムシャラに生きても餌なんかこんなもんだよ。そういうのキモイ。」っていうかなり突き放したシーン。
男女の視点の違いも描かれてて面白かった。池松は自分のことしか考えてないし、その彼女?的な人はそれに対して引いてる。女性の方が大人だという表現が多い。終盤でもイクコのをママに見間違う男たちはキリスト教的で面白い。女性は万物の誕生の象徴で、その視点に対しての「男ってほんとにママ好きだよな。」っていうシニカルさが面白い。ここでも女性の方が大人。男性と大人への「こんなもんだよ。」感が痛烈。「エモいって古っ。」ていうのは衝撃だったな。若者にもヤングとアダルトで分断が起きてた。「お前らがエモいで片付けてるからこうなったんだよ。」ってことかな。確かにヤングアダルトの象徴だった池松はモラルのないあんまり物事を考えてなさそうな今の無責任な若者っぽいイメージ。スーパーヤングから見ればそう見えるのか。
人生のラスボスは「社会」。現代社会の諦観は今を生きる人間にとっての永遠のテーマだと思う。その犠牲は若者だし、理論的に片付けて好きでもない大人に子供を引き取らせたり、金儲けに使ったり、資本主義はクソだ。資本主義から脱してるホームレスの方が実はイケてる。でもなりたくねー。ここでもイクコのツッコミが冴えてた。
イクコはこの物語で、社会をシニカルにみつつも、妄想する男たちにツッコミを入れ、それをさらにシニカルに見てる。あれをちゃんと演じた中島セナは最高。

テクニカルな視点でもみると、監督はシュールレアリスムに強い影響を受けてるのがわかるし、実際にそうらしい。音楽もアートディレクションもできるってかなり強い。あの世界観を引き出せたのも頷ける。

最近の表現主義的な映画表現(特に日本)の流れは、中島哲也とか蜷川実花辺りから見え始めて来て、どんどん日本のニューエイジとなりつつあるが、キーワードとして「エモい」の隆盛が日本の社会であることが要因にある気がする。表現が感覚的で、分かりやすく、カラフルで、郷愁がある。この感覚に支配された現代人はこういう表現を飲み込みやすくあり、それが時代の特徴なので、とても新しい風を感じてワクワクする反面、そこに逆らってでも本質的で人間の業のようなものを描くニューエイジも求めていたりもする。

2020 #83
chan

chanの感想・評価

3.5
盛り沢山な映像体験、「そうして私たちはプールに金魚を、」の地続きの世界観、生き辛さを抱える中で生き抜くことを真摯に見つめ、搾取する大人たちを横目に躍動する子供たち。思春期の不安や葛藤に寄り添う優しさと、絶望を転じるユーモアと独創性に溢れた青春音楽映画。
翔太

翔太の感想・評価

4.9
4人の少年少女たちの目線で描かれる大人と人間社会を皮肉も交えつつストレートに儚く表現しつつもユーモア溢れる冒険RPG調で展開されてくのが観ていて楽しかった!

4人の駆け抜ける姿がホント生き生きとしてて、最高にエモい!
うーん、、、
撮りたい映像、喋らせたいセリフが先行しすぎて1本の映画としては微妙かなー
映像、音楽は素晴らしかったけどね

ラストシーンの台詞はまさに観客の台詞なんじゃないかなと
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