この映画で特に印象的なのは、実質的な主人公である渡会菊夫(渡瀬恒彦)の凶悪さだ。
映画開始早々、黒人の赤ちゃんを窓から泥川にブン投げて殺し、その母親の頭部に何度も石を叩きつけ撲殺。
闇市を彷徨いなが…
これも個人的オールタイムベスト級
確かにヤクザ映画のB級っちゃB級だけどね、佐藤純彌の奇跡の一発!!
ヒロポン中毒の渡瀬恒彦は日本映画史に残る狂犬だ、彼の放った弾丸が安藤昇の指を吹き飛ばし頭をぶ…
安藤昇お気に入りの一本。
梅宮辰夫の口から直球過ぎて恥ずかしくなる様なパンチラインが次々に飛び出る。梅宮が演じるこういう役柄は好きだ。後半は内田朝雄オンステージ状態。よくここまでやるなと感服する。葉…
Great。。
Great。。
Great。。
Great。。
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これ以上の狂気を任侠映画で描くことは多分無理だろう。。
いや、日本映画史で見てもここまで狂った映画にはそう出逢えない。…
戦後の銀座に実在した暴力組織・銀座警察の群像劇をドス黒いタッチで描いた佐藤純彌監督のグラインドコア映画。
敗戦という十字架を背負った復員兵たちの決起。人間の生々しい欲望と迸るエネルギーと破滅をごった…