アブラハム渓谷に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『アブラハム渓谷』に投稿された感想・評価

3.9
主人公がキレイ
風景もキレイ
美しい映像が続く中、内容はかなりドロドロしていた
長すぎるのは否めない

何の予習も無く鑑賞。
エマという名の飽き飽きした性格の主人公に、医者のカルロス(フランス語ではシャルル)の結婚というので「ん?」となって、『ボヴ○リー夫人』の本が出てきて「あ!」となる。私の嫌いな文…

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美しき渓谷に
麗しき女性がひとり

周りはざわめき
惑わされる必然

男達の不安と
気まぐれな自信

選ばれた男達は
果たして彼女から何を

彼女の唯一の間違いは
おそらく足を踏み外したこと

沈黙…

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chsy
3.9

理想と現実の相違に悩む様を指す
「ボヴァリスム」
長編で丹念に描ききっていた。

ポルトガル映画界の生きる伝説(※当時84歳)、マノエル・ド・オリヴェイラ監督による『アブラハム渓谷』は、フローベール…

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8
4.0

さすがに見て良かった
画面に常に高級なもの、凄いものが映っているだけで頭空っぽにして楽しめる(バカ映画ではない。集中力を要求するが、浸っていいという意味)

古典として見ていたものが、いつの間にか現…

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男に靴紐を結ばせるな
自分でできることを他人にさせるべきではない
杏奈
3.4
数回目から月の光がギャグに感じてくるんよ、これはオリヴェイラ流のボヴァリー変奏物語。
乾きを伴った花火シーケンスすこ。
ラスト、若干ムシェットを想起しつつ。
ただこれインターミッションなしはキチい
pherim
3.9

ボヴァリー夫人をドウロ河舞台に翻案した、ある女の生涯描く圧巻203分の大河物語。

このマノエル・ド・オリヴェイラ監督&レオノール・シルヴェイラ主演傑作、撮監マリオ・バローゾ(↑前ツイも)がナレも担…

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3.5
女優のコスチュームプレイ映画として見た。エロティシズムが画面にただよっており、エマが振り返るたびに美しい。長すぎるのでマイナス一点

フロベールの小説「ボヴァリー夫人」(1957)をポルトガルの女性小説家アグシティナ・ベッサ・ルイーシュが翻案した原作の映画化。オリヴェイラ監督84歳時の作品。

現代のポルトガル、アブラハム渓谷。美…

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