様々な講義風景と運営側の議論風景を交互に、ベクトルは違えど活力に満ちた空間を並列させることで「大学」というコミュニティを立体化させていくアプローチ。
嫌いじゃないけどワイズマンの長尺の諸作と比べると…
日本未公開だったワイズマンの作品が初披露ということだったけど、4時間以上の長さと昼過ぎという時間帯故に寝落ちすることを覚悟して鑑賞に臨んだ。
でも意外と終盤になるまで眠くなりすらせず、これはもしか…
いくつも興味深いテーマの討論があってワクワクしたが、意外とみんな自分の話したいことに一生懸命で論点がずれていっている印象(字幕のせいかも)
学生デモの幼稚さを主張していたのも意外だった
アメリカの…
対象との距離が接近しすぎて、後期ワイズマンの中の問題が浮かび上がる。
一方で、デモという集団行動がもたらす撹拌。『ジャクソンハインツ〜』のパレードにも通底する、その動きはワイズマンが撮ってきた社会構…
秩序ある狂熱のアメフトの客席と、手探りの集まりのデモと。熱量溢れる行進の脇の芝生の日常のキャンパス。年を経てなお美しい建物郡。安心のワイズマン。個人的には講義とフリースピーチに史学の意味を重ねていて…
>>続きを読む場所柄か教員ぽいお客さんが多かった。「大学教授は話すのが好きだし聴くことにも慣れてるのでUCバークレーでも教授会は長い」と話すシーンで笑い、学費高騰で学生の借金が大変なことになってる現況を描く場面は…
>>続きを読む