このレビューはネタバレを含みます
稀代のド畜生、机竜之介を演じる市川雷蔵が美しく素晴らしい。
果たして現在このように「眼」で演技が出来る俳優が何人いるだろうか。
大菩薩峠にて理由なき辻斬りで老人を切り捨てた竜之介。
そこから様々な…
監督は三隅研次、1960年公開の作品。原作である中里介山の同名小説は約30年に渡り執筆された一大巨編。
昨年は「ジョン・ウィック:コンセクエンス」予習として見始めた時代劇の面白さに気付けた年でもあ…
化粧もゴリゴリ、照明もバキバキ、セットもゴテゴテ、だが、それがいい。
本作は若干オカルト要素も入っているためか、殺陣のシーンのスモークと白い照明の使い方が特に印象的でした。シネスコの広い画面にも関…