「思い出までは検閲できない」
これが名ゼリフです。
この時代にはあまり詳しくないのですが、とにかくソ連って恐ろしい国で
誰もがスパイかもしれないと疑う生活なんですよね。
政治にもう少し詳しいなら、…
実家の父は映画好きで、いろんな本を持っていた。黒澤明の脚本集、映画スターの自叙伝、映画の歴史、有名監督の作品辞典、双葉十三郎のぼくの採点表…その他諸々📚
その中で一番好きだったのは、ハリウッドの女…
グレタ・ガルボの名前は聞いたことがあるけど映画見たの初めて。ガチな社会主義に固まった女性と浮かれたロマンチストな伯爵と言う格差、モスクワとパリと言う違いがこのロマンティックコメディの肝。
何に対し…
エルンスト・ルビッチ監督×グレタ・ガルボ主演のロマンティック・コメディ。
ソ連からやってきた堅物の共産党員・ニノチカとパリの伯爵の恋愛騒動を共産主義への政治風刺を交えて描いた作品。
何かにつけて…
1930年代版の愛の不時着。思い出までは検閲できないさで泣いてしまった🥲ビリー・ワイルダーの脚本ってセリフがいちいち洒落てて好き。
パーティーで酔っ払ってホテルの清掃員に共産主義を叩き込みストライキ…
それまで能面だったグレタ・ガルボが、主義や信条、属する国家などを問わない極めて普遍的で原始的な瞬間に相好を崩すショットにありったけの幸福が詰まってる。にしても、それ以降の彼女のキャラクターの豹変ぶり…
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