このレビューはネタバレを含みます
前作「ヘレディタリー/継承」で、どうやらアリ・アスター免疫がついたらしく、この「ミッドサマー」はとても楽しく見ることができました。
前作のひたすら暗くて寒々しくて薄気味悪い世界観から一転して、本作…
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予告や前評判が良すぎると想像があっという間に超えてしまう悪い癖が出て失敗。グロもこんなもんかと思ってしまったし、エロに関しては笑えた。
クリムトの「ベートーヴェンフリーズ」や「女性の三時代」を意識し…
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ミッドサマーとは、スウェーデン語で夏至祭の意。
綴はmidsommer(ミィドソンマル)
ヘレディタリーで知られたアリ・アスター監督作。
へレディタリーは未見です、予告で観たけど、怖かった。。。
…
この企画、そもそもはスウェーデン側から持ち込まれたものらしいが実際に出来上がった映画を観て、お偉いさんが怒ったりしなかったのかね。「テメエ、人様の国を何だと思ってんだ!」とか…
まあ、それはともかく…
悲しみを背負った女性が救済される愛の物語。
美しく明るい。それが怖い、見えるから怖い。
すべてが奇妙でそれらは否応なく目に入ってくる。
普遍なメッセージでさえ、アリ・アスターのフィルターを通すと…
泣いてしまうよ、だってこれ「家族」への依存の話だもの。
アリ・アスターの「家族」という社会の捉え方が毎度わたしをえぐってくるんだけど、つら。
傷ついてる原因も「家族」だけど、悲しみに共感して癒やし…
ヒグチユウコのイラストが素晴らしい
パンフレット買ってしまった…
まさにこの映画の本質を表現してます。
「ミッドサマー」の始まりはアメリカの雪降る冬の不可解な家族の心中。
夏が来て
心中のトラウ…
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