WWII期における欧州もうひとりの独裁者ムッソリーニを主体に据えているが、構造も展開もほぼ独版「帰ってきたヒトラー」のまんま。ただし印象は大きく異った。
独版で見られた、ヒトラーがメディアの特性を…
帰ってきたヒトラーのムッソリーニ版
ムッソリーニの顔をよく知らないけれど、甦ったらあんな感じなのでしょう。
痛烈なイタリア社会への批判は、ブラックユーモアとして笑って観られましたが、笑い事では済…
ベリート・ムッソリーニが現代に蘇り騒動を巻き起こしていく、現代社会への強烈な風刺を込めたブラック・コメディ。3年前に上映した「帰ってきたヒトラー」ムッソリーニ版リメイク。
はい、驚くほど同じです。国…
このレビューはネタバレを含みます
お国柄なのかギャグパートが素直に笑えるものだったり、描写のコミカルさが大きかったりとヒトラー版より観やすかったと思う。独裁者たちの性格の違いからもきているのかもしれないが。(作中でムッソリーニが「こ…
>>続きを読む通行人の顔にモザイクがかかるのにびっくり
本当にオープンカーでイタリアの
最後のシーン、ファシズムに賛同して手を振っている人はあんまりいないだろうと思う。俳優っぽい人に手を振られて振り返しているひと…
ヒトラーは未鑑賞。だからなのか、設定がやたら新鮮で、面白く見れた。あくまで空想の世界だけど、この手法を使って、現代社会に痛烈な皮肉を投げかけ、警鐘を鳴らしている。
人々の記憶は薄れ、一周も二周も回…
どの国も、現状抱えている問題は類似している。国は違っても同じだ。ジリジリと首を絞められているような感覚。日本だけではない問題だ。
今はまだ、カリスマ性の高く、人を取り込んでしまう独裁主義者がいないこ…
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