このレビューはネタバレを含みます
静謐で上品な作品だった。
1994年の14歳の少女の日常を淡々と描いているが、当時の韓国を象徴する様々な問題を抱えて葛藤しながら過ごすウニの物語。
恋、友達、後輩、教師。理想と憧れに満ちていて全…
『顔を知っている人はたくさんいる
そのうち心から理解しあえる人は何人?』
1994年韓国、好景気、金日成の死去、聖水大橋崩壊事故。
14歳中2のウニの眼に写る世界。
日常生活の中に、当たり前のよ…
これまた韓国らしい映像美。
女性監督ならではの柔らかさと透明感が出ていて心地よかった。
1994年のソウルは経済成長、金日成の死、ソンス大橋陥落と騒がしい世の中であった。そんな中で過ごす14歳の少…
2020年大阪アジアン映画祭にて。
ウィルス騒ぎで、舞台挨拶など自粛気味の開催でしたが参戦してきました。
14歳のウニ。この年齢で感じる、家族や友達との複雑で微妙な距離感がリアルに描かれていると…
こういう静かに淡々と女の子の日常を見つめ続けるだけの作品がとても好きなのだけど、いまの日本映画には少なくなってしまったな、と思う。
撮ったとしても劇場にかけられるのは岩井監督や是枝監督くらいかな。…
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