「絶海の孤島での美し過ぎる恋愛劇」
「燃ゆる女の肖像」鑑賞。
18世紀、フランス、ブルターニュの孤島。画家のマリアンヌは貴族の娘エロイーズの見合いの為の肖像画を頼まれる。だがエロイース…
親しい間柄にしか伝わらない言葉や記号。なんて愛おしくて切ないのだろう。
あなたが私を見つめる時、
私もあなたを見つめている。
それを象徴するかのように、「肖」という字が反転されたロゴタイポにな…
Portrait of a Lady on Fire - Movie Review (English translation below)
・[日本語] フランス映画最高に美しい映画。全てのシー…
2人の女性が愛し合い、互いを知りながら絵を描いていく。画家という一瞬を残していく仕事でマリアンヌが描く絵が1枚目より違う気がして、2枚目の方が重みがあって官能的な雰囲気を感じてしまう。
男性がほぼ出…
絵を描く人間にしかない目があると思う 別に大層なものは持ってないけど、肌が光を吸い込む仕草だったり、影のやわらかさや奥行き、その先にある対象の所作。所作というのはそのひとをとてもよく表すように思いま…
>>続きを読む美しい女性たちが
凛として互いを探り合い、
打ち解けて少女のような無邪気な笑顔で
笑い合う…なんて素晴らしい瞬間を描いた作品なんだと溜息が出る。
目線と息遣いにまでこだわりを感じる
セリーヌシアマの…
最初に屋敷に来たびしょ濡れのマリアンヌが一人で大きなチーズとパンを取り出してナイフで食べ、それを見つけた使用人のソフィにも「悪い?」みたいな態度で、そしたらソフィはワインを用意して――という場面の映…
>>続きを読む(c) Lilies Films.