フランスが当事者となっていたアルジェリア戦争に絡めたスパイの話。一応ストーリー的なものがあったのでゴダールの映画にしては観やすかったものの、あんまり面白くなかった。
フランス当局の検閲で50分もカ…
ジャン=リュック・ゴダールとアンナ・カリーナの初タッグ作となった、ゴダールの長編第2作。
「生は女とともにあり、死は男とともにある。」
苦手意識のあるゴダール映画。これが4作目の鑑賞。
アルジ…
このレビューはネタバレを含みます
ゴダール15本目。
スイスの街並みかアンナカリーナが映されている時だけ画面が生き生きしている感じがした。
モノローグは好ましくなかったけど拷問の時だけは理にかなっていると思った。
芸術作品からの引用…
西欧の歴史的背景がきちんとわからないと状況や主演二人の言葉の意味を理解するのが難しかった。しかも言ってることがすごく私的な哲学。
あとからアルジェリア戦争のことを調べてからラスト15分ほどを見返して…
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ゴダールの劇映画はそんなに得意ではない。『ザ・キラー』がメルヴィルをやろうとして饒舌すぎるダメダメさがあったのだが、やるならゴダールの回想システムを引用すべきだったなと思う。撮影コスト高い、暴…