黒い画集 ある遭難の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『黒い画集 ある遭難』に投稿された感想・評価

銀行員の支店長代理は妻と部下との関係を知らぬ顔でピッケルを磨きつつ鹿島槍ヶ岳での遭難の計画を練る。
犯人も殺害動機もだいたい想像がつくので、結末はどうなるかと期待したが、意外とあっさりしていた。

天津敏の善人役をもっと見たかったな。
otomisan

otomisanの感想・評価

3.9

 おまえ俺の女房とできてんな。といわれて共に三大キレットのひとつを目指すか?その前に最も身近な山仲間で上司でもある人の細君を寝取るか?
 全然平気そうなヤツなら逆に小細工されて崖から落っことされるの…

>>続きを読む
aaaakiko

aaaakikoの感想・評価

4.0

ほぼ原作通りで素晴らしかったです。
清張はいろいろ説明しちゃいかんのよ。
山道を歩くシーンが全体の9割を占める中で、なんかイヤだなあ…イヤだなあという雰囲気の中、事故が起きる。
夏山の遭難は低体温症…

>>続きを読む
mjtk

mjtkの感想・評価

4.0

小説「遭難」を読んで映画も観たくなった。休憩を取り過ぎるとかえってバテるなど、本当に登山をやってる人でないとわからない感覚が取り込まれているのが良かった。雪山登山の道具の現在との違いも観れて面白い。…

>>続きを読む
kojikoji

kojikojiの感想・評価

3.6

1961年 監督:杉江敏男 原作:松本清張
2022.09.19視聴-426
●伊藤久哉(江田)
●土屋嘉男(槙田)

 東宝映画黒い画集シリーズを3本観たが、この作品は面白い。
 この映画が、事件…

>>続きを読む

原作は松本清張の『黒い画集』の1編で昔に読了。地味に脚本が石井輝男なんだな。
山の過酷さが伝わる。弟の遭難を疑った姉が派遣した親戚と犯人の現場検証からの2段階オチのようなラストが好き。山に慣れていて…

>>続きを読む
えり子

えり子の感想・評価

3.6
海より山が好きなので、登山の場面が多かったのが嬉しかった。
殺人が絡む訳ですが、入り組んだ人間模様で、面白かった。
今のより、昔の映画が好きですね。
何でだろう。昭和の40年ぐらいまでの。

前2作に比べて一段落ちる印象だったが、単体で見直してみたら記憶より面白かった。

中盤から終盤付近まで、主人公と土屋義男どちらを信用すれば良いか分からなくなる時間がある。
伊藤久哉のいかにも東宝俳優…

>>続きを読む
笹坊

笹坊の感想・評価

-
松本清張作品は二部構成が多いがこれは元々短編なだけに変にこじれないでしっかり真ん中で二分割されているのがかっこいい
香川京子が思ったよりちょい役で残念 
若いころの児玉清初めて見たかも
>|

あなたにおすすめの記事