黒い画集 ある遭難に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『黒い画集 ある遭難』に投稿された感想・評価

 銀座シネパトスで開催中の「松本清張特選映画集」は日活、東宝、東映、松竹、角川(大映)と、往年の大手映画会社の清張映画が揃っていて、同じ会社同士だけではなく別の会社作品の二本立て上映の日もあります。…

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3.8

本作の柱となる登山を利用した殺人事件自体は無理がありすぎて(あれだと色んな偶然が重ならないと無理では)納得はしづらいけれど、石井輝男の監督作品からは失礼ながら考えられない緻密な構成と伊藤久哉という表…

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松本清張「黒い画集 第1話遭難」を、石井輝男が脚色、杉江敏男が監督した。3人のパーティ。ベテランの弟だけが遭難する。姉が現場を見たいとリーダーに求める。案内を承知するが…。原作の結末に石井は少し手を…

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銀行支店長代理伊藤久哉が、偶然の積み重ねで部下児玉清が滑落事故を起こす犯行実行の夏山と、児玉従兄土屋嘉男が伊藤を誘い犯行の検証を行った冬山の登山⛰️を克明に撮影を敢行した杉江敏男監督の労作。伊藤、児…

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こーゆーの大好き。
3人が山に登り、無事に下山したのはふたり。何が…
白黒サスペンス。

いちばん怪しそうな顔の土屋さんが真相を追求するのはキャスティングの妙。いいね。
香川京子さんはあまり出番は無…

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3.2

清張の黒い画集シリーズの1編。今作は遭難事故に見せかけた殺人という物語だ。
ただ、映画としては盛り上がりに欠ける作品だったとは思う。今作も浅草東方のオールナイトで何回か見たが、やっぱり退屈だったとい…

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銀行員の支店長代理は妻と部下との関係を知らぬ顔でピッケルを磨きつつ鹿島槍ヶ岳での遭難の計画を練る。
犯人も殺害動機もだいたい想像がつくので、結末はどうなるかと期待したが、意外とあっさりしていた。

天津敏の善人役をもっと見たかったな。
Ya爺
4.0

このレビューはネタバレを含みます

事前の天気予報、場所の選択、相手の性格、隠し事を告げるタイミングなど諸々を計算していたとしても、かなり不確実性の高い計画。しかし、休む回数、水の量など親切を装った仕掛けを重ねることで成功に導いた。

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3.9

 おまえ俺の女房とできてんな。といわれて共に三大キレットのひとつを目指すか?その前に最も身近な山仲間で上司でもある人の細君を寝取るか?
 全然平気そうなヤツなら逆に小細工されて崖から落っことされるの…

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