太平洋戦争末期、木村恵介監督はこの映画『陸軍』で軍部の反感を買い、映画を撮れなくなった。
という話を、映画『はじまりのみち』(2013)で知りました。その劇中で引用されたラストシーンが大変素晴らしか…
大東亜戦争3周年記念作
福岡のある一家の三代にわたる物語。
約60年ほどの時間を描くだけなのに、幕末から日清・日露の両戦争を経て満州事変に至るのは、本当に激動の時代だなぁと改めて思う。
陸軍省後…
このレビューはネタバレを含みます
戦争讃美な反戦映画
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📍概要
慶応二年に始まり、日清・日露、上海事変まで。高木家の父親と長男の"陸軍"にまつわるエピソード…
2025年160本目
戦時中の1944年に、戦意高揚のために陸軍のプロパガンダ映画として撮られた…はずが、木下惠介監督の反骨精神によって、ラストのシークエンスで出征する息子を心配する母の憂いを描き…
時は慶応二年、一人の武士が水戸光圀公が編纂した大日本史をある家の亭主に託す。以来一家はそれを守り続け、亭主の息子もその孫も軍人として過ごし、さらに両親が心配していたひ孫も出征が決まり……
4年半近く…
日本の戦時中に撮られた映画で大日本帝国万歳のプロパガンダ作品になるはずが、木下恵介監督はラストで茶舞台を思いっきりひっくり返した!!当時かなり怒られたのではないだろうか?その問題のラストを見るだけで…
>>続きを読む戦時中の戦意高揚映画は、42年「ハワイ・マレー沖海戦」あたりから目立ち始める。43年「海軍」(田坂)、そして44年の本作。陸軍省には不満だったためか、戦時中は撮れなくなった。45年「必勝歌」は松竹京…
>>続きを読む木下惠介初期作久しぶり観る
幕末から太平洋戦争まである一
家の物語。彼らの背景にはいつ
の時代にも戦争があって。ラス
トシーンが余りにも有名で
木下惠介戦中4作目
陸軍協力の元に作られた純な国策…
松竹株式会社