このレビューはネタバレを含みます
許すことも許さないことも個人の自由で、そこに他人がなにかを言う権利はこれっぽっちもないのにどうして自分と同じ選択であるべきと思ってしまうんだろう。
芸能人やアスリートみたいな表舞台に立つ人とか辛い経…
93歳で法廷に立たされた、アウシュヴィッツの元会計係(当時20代)の裁判に関するドキュメンタリー。
被告が起訴内容を認め自ら真実を語ったことも、虐殺に直接手を下していないにも関わらず70年後に有罪…
今週ドイツは三連休ということで、ドイツ関連の映画を何気なく調べているとこのネタばかりでてくる、という…。
戦犯の立場を思って泣いてしまったのはこれが初めてかもしれません。
50年間過去の悪事がいつ…
当事者の反省は不可能に近いという現実
直接殺人を犯さずとも、その存在を知りつつ、絶滅を行う為のシステムの一部になっていた事が戦争犯罪となるか。現在のドイツの司法判断では、システムに関与するかど…
とある、元アウシュビッツの会計係の裁判から、戦後のナチスの裁判を振り返りつつ、件の裁判を追うもの。
戦争下であろうと、人の命を奪うことや傍観者であることが、間違っていると突きつける内容。
みてよかっ…
ナチ関連のドキュメンタリーで群を抜いて内容が濃いなと思った。
過去ナチの戦争犯罪における裁判について、色んな映像を観てきた。その中でもグレニングは最も誠実な対応をしていたと思う。
もちろん、過去に加…
このレビューはネタバレを含みます
・90才以上でも裁かれるべきなのか
・直接殺害してなくても裁かれるのか
日本のB級戦犯で死刑になったドキュメンタリーを見た直後なので含めて色々と考え込む。
自分がそこにいたら歯車にならない…
90歳を過ぎた老人を戦犯の罪で逮捕。彼はアウシュヴィッツで会計係をしていた。
"未来のために判例を作る"
"I'm sorryさえあれば"
"倫理的な罪は認める、許してほしい"
裁判では体が不自…
今まで見たドキュメンタリーで1番内容が濃くて興味深かったです。
ドキュメンタリーの見方がよく分からないのでいつも「世界仰天ニュース」とかを見る気持ちで軽く見ちゃうのですが、こちらは最初はそんな感じで…
記録
70年前の罪を裁く上で重要なのは、未来のために判例を作ること。人種、宗教、部族を理由に殺戮を繰り返す人々に、何年かかっても罪は裁かれるということを指し示すこと。複雑な裁判の目的を指し示していて…