ワンダフル・フライトの作品情報・感想・評価

ワンダフル・フライト2015年製作の映画)

The Wonderful Flight

製作国:

上映時間:15分

3.4

あらすじ

「ワンダフル・フライト」に投稿された感想・評価

MaIko

MaIkoの感想・評価

3.5
ショートフィルムでほんとに色んな国の作品に出会えて楽しい。モンゴルも初だと思う。
実話ってことと、ラストの衝撃。
ワンダフル フライト という前向きで広々した題名


モンゴルの映画ということへの興味


母親役の女性のファッションやメイクを見て、やや昔の設定なのかな、それとも舞台設定上の意図なのか……と思いを巡らせて


弟の耳が不自由になったのはかなしいことだけど、兄や友人たちが彼らに思いつける取組みをしていたのもまぶしかった(時々へんなのもあった)


見張りの兵士も親近感わくような描写、


町の建物は素朴シンプルで、病院など施設の建物はソ連の写真で見たことある佇まいだなあ、と見ていました


十数分の作品ながら、あまり馴染みのないウランバートルの生活や少年たちの物語に心が寄せられていった









(※ネタバレ)





……のですが、最後!?!?


えええええええええ


ちょっ……


悲しい
chaooon

chaooonの感想・評価

3.6
1996年に起きた悲しい実話を基にした、兄弟の切ないショートストーリー。

あぁ…これはいかん…😭
ラストがもう苦し過ぎて…😭

モンゴルのウランバートルに住む兄弟🇲🇳
ある日、弟の耳の聞こえが悪くなり、得意としていた馬頭琴の演奏もままならなくなる。
手術は先進国しか出来ないと言う医師の言葉を聞いた兄は、弟のために仲間と協力して、なんとか治そうと自己流で策を講じる!

弟の想いのお兄ちゃんが素敵💖
時に仲間とふざけながら、何か方法はないかと考える姿は微笑ましい☺️
あたたかい雰囲気があって、空気感もすごくキレイ✨

無垢さが眩しくて、その無垢さが痛ましい。
本当はどうだったのかは誰にもわからない。

でもこの物語みたいに希望と冒険と喜びに満ちて、兄弟が飛び立ったんだって思えたら、ちょっとは救われる…。
そんな想いが生まれたストーリーなのかなぁ🥺

でも、希望に満ちたラストだからこそ、悲し過ぎた😭
牛猫

牛猫の感想・評価

3.5
突然耳が聴こえなくなった弟を助けるため、兄とその友達たちが奮闘する話。

初モンゴル映画。

タイトルとスタンドバイミー的な雰囲気からほのぼのとした少年たちの友情を描いた話かと思いきや、ラストに度肝抜かれた。

実際に起きた事件から着想を得た話だそうで、少し飛躍しすぎな気もするけど、2人の少年を労わるような監督の優しい視点がこのようなストーリーになったのかなと思った。

車のクラクションや爆竹など、あれこれ工夫を凝らしながら弟の耳を治そうとする少年たちが微笑ましい。荒治療すぎてヒヤヒヤしたけど。
兄弟をアメリカ行きの飛行機に乗せようと作戦を企てて子どもながらに奮闘する様も友情を感じさせる。

ラストの空を見上げる母親のカットが印象的。ショートフィルムはカメラが秀逸な作品が多いけど、この作品も例に漏れずカット割がとても洗練されている。壁画を映したカットだったり、杖をついたおじいさんが急ぎ足で歩くカットだったり、距離感が素晴らしかった。
かぴー

かぴーの感想・評価

3.5
最後のテロップに全部持ってかれた。飛行機に乗った意図は実際分からないけど、希望を抱きしめて乗り込んだことは違いない。
merle

merleの感想・評価

-
いや、もう、苦しくて息できない………

ワンダフルフライトっていうタイトルにすっかり騙されました。最後の字幕が出る瞬間まで。

まだ知恵もない子どもの純粋な考えによる行動になんと悲惨な結末を落としたんだ、神様よ。神様は悪くないけども。誰一人悪くないのに。

今朝ラジオで目や耳の不自由な人たちの世界を体験できる施設を紹介していて、目が見えないと世界は真っ暗だし、耳が聞こえないと静寂の世界になるし「今の私は幸せなんだ。当たり前の幸せを大切にしなきゃ」と思いました。

先進国だったら治せたし、こんな警備ガバガバにはならないし、世界の貧富の差を少しずつ縮めていければいいのにと思いました。

実際のところ、この少年2人が飛行機に乗った意図は分からない。でも、きっと乗れた瞬間の笑顔はこんな感じだったのだろう。
haccabee

haccabeeの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「1996年、モンゴル発沖縄着の軍用機から二人の少年が見つかったが低体温症で死亡した。二人が飛び立った理由は誰にもわからない」ことが、ラストのテロップで明らかになる。そこからインスパイアされた物語。
実際、ラストへの展開を観ていて低体温症のことが頭をよぎったんだよね。でも子供だから愚かだとは言えないよね。すっごくあったかな兄弟愛を感じるから。
耳が聞こえなくなった弟と、なんとかして治そうとする兄。アメリカに行けば手術が受けられると思い、友達仲間の協力を得て、弟と二人で米軍機に忍び込む。二人を送り出す仲間たちの喜び様も微笑ましいし、手術が出来るようになったことを知らずに兄弟が飛び立っていくのも切ない。
映画自体は、実話をもとにしたある種ファンタジーだけど、悲しいというよりはやっぱり切なくて、でもあったかい。兄弟は明るい未来を信じて飛び立ったわけだし。飛行機の暗闇の中で微笑みあう二人の顔がなんとも言えず愛くるしく感じた。

追記:ラストの爽やかな音楽もよかった。
Wednesday

Wednesdayの感想・評価

3.0

モンゴルの少年2人が飛行機に乗り込む実話を基にしたショートフィルム。

ラストが切なくて寂しかった。
 耳の病気で馬頭琴を弾けなくなってしまった弟を治すため、兄と友人達は突拍子もない大作戦を始める。


 うわぁ…切ない…


 実際にいた謎の男の子2人に、物語を作ってあげたのは素敵ですね。

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観た回数:1回
直近の鑑賞:Brillia SHORTSHORTS THEATER Online(20.09.17)
モンゴル製作の14分の短編映画。どうやら90年代に起きた実話を基に作ったある兄弟の"初飛行"に関する人間ドラマ。

とにかく不思議。いい意味でずっとフワフワして終わるストーリー。
モンゴルと聞くと相撲と地平線の朝青龍しかイメージがなかったけれど、それとはまた違う等身大のモンゴルの生活をのぞけた気がする。

ファーストカットしかり、気をてらった面白いアングルがけっこう多く、それを可能としてるモンゴルの土地的な広大さと噛み合っていたと思う。

この話を悲劇と取るのか、ある種のファンタスティックな夢物語ととるかで評価が分かれそう。

自分は比較的に後者かな?観賞後に清涼感があった。

モンゴルのイメージに対して、意外性ある絵作り満載なのが面白かった。

ちょっと他にない気持ちにさせる映画でした。
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