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上映館(19館)

「劇場」に投稿された感想・評価

はな

はなの感想・評価

3.8
役者経験のある男の子に「演劇やってた人はみんなそうなのかもだけど、クズ男の感情は全部完全に理解できて怖かった」と言われおすすめされたので観ました。

偏屈で情緒不安定な男性の話か、勘弁してくれよと思いながら観ていましたが、終盤のシーンで全部持ってかれちゃいました(私はああいうセリフと演出にとことん弱い)。

起承転結に大きな波があるわけではないけれど、だからこそ(?)エンタメとしてではなく静謐な芸術作品としての存在感があると思いました。

あと叙情的なナレーションが又吉さん=太宰っぽいな~と( *ˊᵕˋ)笑

下北沢の知ってる街並みがたくさん出てきて嬉しかったし、さきの住んでる物件良すぎる
髭

髭の感想・評価

3.5
原作未読。上京してから、近辺に住み続けてることもあり若い頃を思い出してぐっときたとこもあった。しかしまあ、、嫌いではないけど、もうちょっとなんとかなんなかったのかなって所が多すぎる気がした。

ガラケーであることから、結構前の下北沢の設定だろうに、まんま今の下北沢で撮ってるとこが地元民としては気になりました。踏切とか、電車とか当時の風情を一瞬でも差し込めなかったんだろうか、あと関西弁も、あんなに下手くそなら設定変えるべきでは。
さすが又吉大先生!
永田のクズっぷりと沙希ちゃんの健気さ。いや、こんな女おらんやろ。笑
最後の展開は読めんかった。まじか!?って感じ
どこかにピークがあるかって言われたら難しいけど、2人の演技に引き込まれる。。
楢崎

楢崎の感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

『いちばん会いたい人に会いに行く、こんな当たり前のことがなんで出来なかったんだろうね』
別れるその時になってから、あれもこれもしたかった、こんな未来があったかもしれない、ああすれば良かったこうしたら良かったって後悔と叶わなかった事が押し寄せてくる。なんで気付くのはいつも、戻れない所まで来てしまってからなんだろうね。この時の山崎賢人の表情でボロ泣きした。『帰ってきたら梨を食べよう。今度は俺がむくから』
『永くん何考えてるのか分からない時がある』
言葉にする事は大切だ、昔こそ全部が全部言ってしまっては意味も何も無いとか思っていたけど

さきちゃんが笑っている時が幸せだった。ずっと続けばいいと思った。

猿のお面で笑うさきちゃん、無反応のさきちゃん、、最後に泣くさきちゃんを笑わせたくて踊り続ける永田はちょっと情けなくて滑稽だけど、自分を守りたくて素直にいられなかった永田の成長なのかなあと思った。さきちゃんが笑って終わるラストはギュッとしたけど、すごく良かった。


最後の舞台はまだ死んでないよの劇って事なのかなあ。ここは自分の好きに解釈した方が良さそうだなって思った、本読んでないから余計に。
クズ男と優しすぎる彼女の共依存の物語。
合う合わないはあると思うけど僕には合わなかった。
ただ、最後はちょっとおもしろかった。
ay

ayの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ザ・行定映画という感じ。セカチューから安定した涙腺キラー。はじめ90分は退屈だけど、ラスト30分の涙腺の破壊力がある。さすが岩井監督の正統な後継者(と私は勝手に思っている)だけあるなあ〜。特に自転車のシーンは素敵で、10年しても私はこのシーンを忘れられないだろう…。何テイクやったか心配になるけど笑、照明も綺麗でした。
ask

askの感想・評価

4.5
主演二人の演技にどんどん引き込まれて、「ごめんね」をきっかけにわんわん泣いた、、
すんごいクズなのに、さきちゃんはずーっと優しくて、それがまたしんどい。
こんな作品書けちゃう又吉先生すごいな。
緑

緑の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作未読

斎藤工感強い山崎賢人が超絶かわいい松岡茉優を
アル中直前まで追い込んでいく、
隣の部屋にいたら大迷惑な共依存カップルの話。

松岡茉優が素晴らしい。
いつも素晴らしいけど特に素晴らしい。
山崎賢人が「神様」呼ばわりしていたように
中盤まではフィクションありありの「いい子」で、
下手な女優もどきがやっていたら
げんなりするような役柄だったが、
松岡は芝居、姿形、声音等で以って
ギリギリのラインで沙希を成立させていた。
中盤以降の生活や感情が荒れていく様子もよかった。
荒れ始めてからのポツッとした台詞の響くこと響くこと。

過去に「斉木楠雄のψ難」を観ており、
「劇場」で松岡茉優観たいけど
相手が山崎か……と思って鑑賞を迷っていたが、
いい意味で裏切られた。
過去に「菊とギロチン」を観ており、
寛一郎も出るのか……と公開前には思っていたが、
先日観た「一度も撃ってません」で
薄れた不安は復活せずに済んだ。
伊藤沙莉の説得力ある芝居と声の安定感は期待通り。

お互いにややこしいことは避けて
本質的な会話を全然しないところはもちろんのこと、
松岡と山崎が同棲カップルでありながら
セックスはおろかキスシーンもないことが、
この同棲が「ままごと」であることを
なにより示していたように思う。

登場人物の台詞やモノローグ、
松岡の髪の長さでしか経年がわからないのは難。
モノローグが多すぎるのが気になった。
もしもモノローグなしで
山崎がすべての感情表現を芝居でできていたら、
すごい名作!! と思えたかもしれない。
終盤近くまではシーンのぶつ切りも気になったが、
ラストから考えるに、
もしかしたら舞台転換の暗転イメージだったのかもしれない。

ケラ、吹越満、白石和彌を意図せず観られたのは嬉しかった。
白石監督、舞台鑑賞客としての登場なので
トレードマークの帽子なし。

散々好き勝手しておいて別れる段になって
露骨に相手を誉めたり相手の望むことをしたりって
男性あるあるに思うのだが、
逆って聞いたことないなぁと思いながら終盤を観ていた。

ラスト、部屋の壁が外側に倒れて
舞台セットだったことが明かされる演出は
「蒲田行進曲」を彷彿とさせた。
「蒲田行進曲」では脚本と構成の妙による
緊張と緩和で号泣させられたが、
本作では松岡の演技力のみによって
ほろりとさせられるにとどまった。
egao

egaoの感想・評価

4.5
これこそ映画館で見ておけばよかったなぁ、、あまぷらで見ちまったヨォ、、
コロナのせいで歌舞伎町にあるバイト先が潰れそうになってて寂しいなぁって思った。なくなる寸前になると急に愛おしくなってくるのやめてくれよな。ほんとにただ悲しくなってくるからやめてほしい。
「いつまでもつだろう。次に不安が押し寄せてくるのはいつだろう」というセリフ。自分も同じ思いをよく抱く。たぶん一言一句全く同じセリフを頭の中で唱えたことある。
サブカルに人生捧げた人以外にも共感する人が多いのは分かった。そろそろ「稼がれへんのやろ?辞めたらええやんw」的な、転売ヤーが言いそうな真逆の感想聞いてぶっ飛びたい。