映画監督が映画で作成した遺言状。
大林宣彦映画の全てのエッセンスが詰まっている。濃い。濃すぎる。ただ、大林宣彦監督に対して、何も前知識がなければ、これはただの結婚式にながれるプロフィールムービ…
尾道の映画館で戦争映画のオールナイト上映を観ていた三人の若者がスクリーンの中の世界にタイムスリップし、明治維新から大東亜戦争までの様々な時代の戦争を体験しながら、そこで出会った移動劇団「桜隊」の人々…
>>続きを読む3時間超大作。
映画ではない
これは現実で起きた事
すごい薄っぺらい言葉になるけど、何度となる戦争が起こって、乱暴で恐ろしい日々を過ごしてそれでも繋がった命があって、すごい日々を過ごしていたんだ…
あぁ……大林宣彦監督なのか。
「時をかける少女」とかは好きだったし、「HOUSE」は個人的にもかなり上位の映画体験にはいる作品ではあるんだけど、「HOUSE」の再来とばかりに撮られたこのテイストの作…
大林宣彦監督の遺作にして集大成。
とても優しくて強い映画。
反戦三部作(『この空の花』『野のなななのか』『海辺の映画館』)の完結です。
作品はいくつかのパートに分けて語られます。
その一つでメイン…
大林宣彦監督の遺作。余命3ヶ月という中で、この作品を完成させた事は、執念というか、映画への情熱を感じ、何とも言えない感動がある。映画が始まる前の予告編の詰め合わせのようで、終始賑やかだし、3時間も観…
>>続きを読む大林宣彦 過去レビュー
大林宣彦監督の遺作、海辺の映画館、見ました。
まさかこんなにぶっ飛んだ映画とは思ってなかった。大林監督、死に至る病の中、こんな作品を撮影と編集して完成させたのは、凄いエネル…
戦争を映画にするという事に悩み続けた人生だという事がうかがえて良かった。桜隊だとか人間地雷だったりだとか、本では見るが、他の映画では見たことなかった戦争表現があり、何を伝えるのかについて考え続けた事…
>>続きを読む©「海辺の映画館ーキネマの玉手箱」製作委員会/PSC 2020