ノーベル文学賞クッツェーの小説に基づいた映画。脚本もクッツェー自身です。
「無垢な遊牧民とそれを擁護する人道的な民政官」と「遊牧民を敵とみなし虐待する非道な大佐(≒帝国)」という黒白はっきりした話…
「夷狄を待ちながら」良いタイトルやんね。
辺境は1番攻められる恐れがあるかんね。
影薄めのヘタレちゃん民生官が主役かよ。
尋問とか意外に発掘調査裁判諸々、仕事多すぎるのに重点置いてたネ。
あとは拷問…
帝国とゆう権力とバーバリアン(先住民)の話です。
帝国は常にその拡大を狙います。そして未開の土地を奪い、そこに住んでいた先住民を蛮族とみなし、全てを奪い、その為には残虐な行為を微笑を浮かべ、行うの…
このレビューはネタバレを含みます
権力を持ってしまうと、見境がなくなり、いざ自分が立場になって気がつくのよねぇ〜……人間って。
とある帝国の国境の村。
夷狄の襲来から監視を続ける開拓地を統治する民政官は、穏やかな日々を送って過ごす…
『彷徨える河』でアカデミー賞外国語映画賞ノミネート、『夏の鳥』でショートリスト入りと世界的に評価の高いコロンビアのシーロ・ゲーラ監督作品。アメリカ進出作となった今作だが評価は芳しくない。
原作は1…