壁男の作品情報・感想・評価

「壁男」に投稿された感想・評価

謎キャストで送る謎ホラー
いや、設定はギャグなんだけどホラーなんです
キャストのファンの方以外は楽しめる要素はかなり少ないですが、不条理物が好きならもしかしたらいけるかもしれません
他の俳優だったらただの気持ち悪い男だったろうけど仁科がかっこいいカメラマンなのは堺雅人が演じていたからなんだよな
期待した内容と違った。
テンポも悪く物語も今ひとつ引き込まれなった結果、途中で寝た。

ただ、堺雅人の演技は凄いと思う。
若かりし日の彼を見られるので、ファンならそれだけで満足かもしれない。あと、久しぶりに小野真弓を見たな…ということ。だけ。パッケージのデザインと堺雅人につられた。

映画としては、あーあ(溜息)。
Qちゃん

Qちゃんの感想・評価

2.6
深夜番組への不可思議な投稿から広まった「壁男」の噂にとりつかれていくカメラマンと、その番組のレポーターをした彼女。「内」と「外」の仲介者、干渉するでもなく世界をただ見つめ続ける第三者的存在の「壁男」に惹かれたカメラマンは、どうにか”彼”と接触を持とうとする…という展開。

根拠のない都市伝説も、根も葉もない噂も、信じる人が出れば、それは「生」を得て勝手に独り歩きし始める。そんな、人間とメディアの不可思議さ・怖さを静かに映し出している。また、人間にとって第三者的存在で気味悪がられる「壁男」より、第三者がいない、主観のみによって構築された個々の人間たちの世界の方が余程気味悪く狂気的であることも、作品の端々から匂わされている。

特に見せ方が凄いわけでもなく、冗長な感じもしたし、鈴のシーン以降は蛇足的で要らなかったと思うが、私たちが感じる都市伝説や身近な怪談への、あの居心地の悪い感覚はどことなく表されていると思う。
nG0

nG0の感想・評価

3.2
内側と外側

カメラマンの男が存在しない壁男に魅了され徐々に狂うお話。
テーマが壁、あと主人公がカメラマンってだけあってか前衛的で芸術性のある画が多かった。
シナリオ的には薄くヌルい印象。

1カット1カットがモダンな感じで個人的に好き。


劇場公開当時、観たくて観たくて仕方なかったけど一緒に観てくれる人がいなくて諦めた記憶。
今になって原作が諸星大二朗と知り、そもそも一般向けに作られていないのだと認識した。
諸星大二朗特有の不条理さと堺雅人の狂気じみた顔面が見どころ。
あまり哲学的な話に偏重しすぎるとホラー感は薄れるなあと思った
諸星大二郎原作。と、言えば「おらパライソさいくだ」の妖怪ハンターヒルコの沢田研二、栞と紙魚子の怪奇事件簿の前田あっちゃんと南沢奈央を思い出す。こちらの何話かは井口昇が演出している。諸星大二郎の民俗学的な怪奇話は結構好きで、ほとんど読んでいると思う。どうも映像作品にはなりにくに映画もWikiによると3作目とのこと。もっと映画になっても良いと思うのだが。

さて、壁男。原作とはぜんぜん違う印象。都市伝説壁男の話にとりつかれ、だんだん過激に、おかしくなっていくカメラマン仁科(堺雅人)と、その恋人のTVリポータ響子の話。響子は壁男の都市伝説を追いかけている。カメラマンが写真を取るわけでも無く、壁ばかりを撮る。ついには壁男に注力すべく個展の開催をキャンセルしてしまう。

ただ、特に壁男が恐怖を煽るでも無く、思わせぶりな台詞の後に何も無かったり、あちこち残念。

演出で、2回同じことがちっと違えて繰り返す。一度目は夢だったり、時間が違ったりするのだが、あまり良い効果とは思えない。なんだか、話をぼかされているような気がしてしまう。

まさかのxx落ちと思わせて、の前後、ラスト5分のシーケンスはどうも納得できませんでした。

ちょっと役立ったこと、medium (ミディアム)はステーキの焼き方だけでなく、媒体とか手段といった意味があり、その複数形がmedia(メディア)

堺雅人さんって、若かりし日はいけ面だったのですね。濃い演技、独特の台詞回しはまだ登場しません。
マダオ

マダオの感想・評価

1.3
話がつまらない、引っ張って引っ張って何もないパターンのホラーって何がしたいかわからない、堺雅人が可哀想
干し芋

干し芋の感想・評価

3.1
ンンン…ンンン…???ンンンン…なんと言えばいいか分からないけれどヌンンンン…確かに怖いと思った私がいる…
面白い面白くないで言えば判断は曖昧で不思議なんだけれど、なんとなく見るのにとっても有難い精神的なホラー。怖い描写は若干あるものの、普通のホラーを求めて借りたら物足りないかと。だけどホラーを沢山見てきた身としては、こういうのはたまに見たくなるし、箸休めには有難い。

堺雅人が綺麗。堺雅人が居なかったら最後まで観ていられないかもしれない。

個人的に不思議な魅力と世界観がなかなか良かった。
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