権力の陶酔の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『権力の陶酔』に投稿された感想・評価

3.6

判事イザベル・ユペールが汚職事件を調査するも裁判シーンは描かれず、政治家の浅はかな陰謀や妨害によって夫ロバン・ルチーヌとの関係悪化や義理の甥トマ・シャブロルとの親密な接近がサスペンスとして演出される…

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過剰なドアの開閉。ショートカットイメチェンユペールかわいい。飛び降り自殺未遂した夫が滑稽に見えるの不思議。
昼
-
実際の事件を基にしながらふわっと締める最後は『刑事ベラミー』への助走にも見える
菩薩
3.3

「男子」の馴れ合いの中に颯爽と飛び込み切り裂いていくユペールの手元の赤の鮮烈さが目に付くがこれと言って決定的な事が起こるわけでは無い外し具合。甥っ子とのなんだが親密過ぎる関係性も、ユペ自身が次第に感…

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ENDO
4.0

フランスの石油会社エルフ事件を追求した予審判事エヴァ・ジョリをモデルとした政治サスペンス。寸止めで何も起こらないが、駐車場など、ふとした孤立状態での緊迫感が映画として秀逸。敵の顔あれだけ丸出しなのに…

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赤はユペールのグローブとハンドバッグ。ファミリーは夫の甥っ子トマシャブロル。台所に逃げ込んでのゲームみたいな会話、仲良すぎて顔が近くてドキドキしたけど、そんなことまでもがくまなく不安で不穏で謎でなん…

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nyako
4.5

シャブロル監督。
実話を基にした映画だけど、冒頭でこれはフィクションです、のアナウンスあり。

判事を演じるイザベル・ユペールのセリフにも表情にも魅せられた。かっこよすぎる!
ラストのセリフはちょっ…

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シャブロルのミステリからはちょっと外れた作品。

大手会社と政界の癒着による公金横領事件。予審判事のジャンヌ(イザベル・ユペール)は、関係者を一人ずつ追い詰めていこうとするが、命を狙われたり、逆に大…

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杏奈
3.7
ユペールの寿司の食べ方。

『肉屋』のセルフオマージュともいえるアパートでの停電シーケンス。
シャブロル映画あるあるの不穏夜間ドライブシーケンスもたまらない
犬
3.3

ピラニア

やり手の予審判事ジャンヌ・シャルマン=キルマンは、公金横領事件の担当になり、巨大企業のトップであるミシェル・ユモーに嫌疑をかける
ジャンヌは、徹底的な検証と関係者への事情聴取を進めるうち…

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