月末でU-NEXTのカウリスマキ作品の配信期限が切れそうなのでデビュー作から再見。原作者未読。他のレビュー曰くほぼ関係ないらしい。「パラダイスの夕暮れ」や「真夜中の虹」で感じたスタイルの過渡期っぽさ…
>>続きを読むアキの長編劇映画処女作。余白少なめだが、選曲など節々からそのセンスは垣間見える。俺が殺したかったのは「道理」だ。条理があるから不条理がある。罪を犯したことで受けた罰。それは彼女に愛を抱かせてしまった…
>>続きを読むカウリスマキ監督の1作目、やはり無表情で、だからこそ少しの表情の和らぎや目線の動きが生々しく、心を揺さぶってくる
そうなんだよ、人間は揺れ動いてるときほど声も荒げないし表情も動かないと思う
フェリー…
これは、アキ・カウリスマキ監督、
弱冠26歳にしての初めての作品だそうで
まずそこに驚いてしまう。
人生何周目なんだ……。
極端に短い台詞、表情のない人々、
思考の余白、秀逸な色彩や音楽など、
この…
「虫ケラを殺して自分が虫ケラになった。」
鬼才、アキ・カウリスマキのデビュー作。
あっけない殺人から幕開けし、周囲の焦燥を嘲笑うかのように
不敵な態度を取り続ける主人公の悟りきった姿に、
…
このレビューはネタバレを含みます
アキ・カウリスマキの長編デビュー作。26歳でこれを撮ったと考えると単純にすげぇとしかいいようがない。
翻案がどうとか分からんし、勉強不足で他のカウリスマキ作品との共通点などは見出せるほど観ていないが…