2019年のTIFFは初ラヴ・ディアスから。
休憩なしの4時間43分はまじで尻がもげるかと思った。
火山噴火で太陽が隠れてしまった2034年の東南アジア。
よく考えてみたら15年後はそれほど遠い未…
【この時、誰も知らなかった。パンデミックによる虚無の時が延々と続く世界が来ることに】
シネフィル向けサブスクリプションサービスMUBIにおいて日本は冷遇されがちだ。もちろん、権利の関係もありますが、…
尺は5時間弱と長めではあるが、ラヴ・ディアスの中ではかなり理解しやすい映画だと思う。独裁者に支配された2034年の東南アジアを舞台とした群像劇だ。フィリピンに生きる監督が、危機感を持って未来に警鐘を…
>>続きを読む徹底された作り込みと世界観とビジュアル。それだけでもお腹いっぱいなのに、時空が歪んだかのような長回し、ラヴディアスの映画は光と闇がひしめき合い、後にも先にもこんな異常な作家性を持った作家は現れないだ…
>>続きを読むこの近未来SFが描くのは夢物語ではなく、現実世界の投影としての近未来世界です。風刺の要素をどれくらい含んでいるのか分かりませんが、作り手の心意気を感じるとともに、フィリピンの表現環境は大丈夫なんだと…
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