とても好きな映画。
さすが、西川美和監督。文句なしにすばらしい。
ノンフィクション小説「身分帳」を原作に、一部現代風にアレンジされて描かれています。人生の大半を刑務所で過ごした、真っ直ぐな男。その…
まっすぐな人ほど世の中生きづらい。そんな人ほど損をするようにできてる。
今の世の中って、なんでも自分にとって都合が良いように捉えて、時には見て見ぬふりもしないと社会に馴染めない。そんな中で人に頼り頼…
観て良かった。
人生において、予想できることはまずない。
どう生きて行くのか、人を傷付けないということは他人の傷に鈍感になることなのか。
鑑賞中は泣かなかったけれど、思い出して涙がじわっと出てくる。…
特有の衝動性を見事に演じ切っている。
昔の兄弟分との電話のシーンは東京タワーを背景にロマンチックな曲が流れるが、観ている側からするとそれは不穏な行為そのものである。そのギャップからくる気持ち悪さが…
最後は息を忘れるくらい感情移入していた。
介護の職場の会話がこういう奴いるよなってリアルに感じた。弱いものイジメや社会に不満ばっかり言っている人をよく見かけるが、そういう人達はその分努力してんのかっ…
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会