元受刑者、元ヤクザがいかに社会でレッテルを貼られているか。自分を殺してまで社会に適応する場面は胸がジーンとした。
社会で頑張る意思があっても、跳ね返される事が多くあり、誰かの力を借りないと社会復帰は…
このレビューはネタバレを含みます
【 適切な世界 】
生物には確実に、住むべき適切な世界がある。
人は水では生きられないし、魚は陸では生きられない。
本作についてもそれが当てはまる。ただし、悪人は善人の住む世界では生きられない…
社会で生きるとは。
社会で生きるとは、全てが思い通りに行く訳ではなく、良い面ばかりでは無い。
上手く生きてるやつは、偽善者や卑怯者ばかりで正直者や不器用な者は除け者にされる。
でも、生きるとは。
1…
人の人生ってこんなもんだろう
過ちを犯してもやり直せる、簡単じゃないけど周りのひとに恵まれたらやり直せる。抜け出せなかったのは自分の弱さと真の愛をもって接することができなかった周りの弱さ。
主人公が…
刑務所からシャバに出ていく元極道の人間の生きにくい世界での描写を描いた映画であると共に、 全くそれとは無縁な自分達にも当てはまることだなって観てて感じた。仕事で他の職員の陰口を三上が笑って受け流すシ…
>>続きを読むこの映画を通して1番感じたのは怒りだな。それは、私は悪くないという顔をして人を傷つける行為への怒りであり、それを要請する社会への怒りでもある。これが解決されるべき課題であるとしたら、原因はおそらく人…
>>続きを読む061****
□物 語 ★★★★★ ★★★
□配 役 ★★★★★ ★★★★
□演 出 ★★★★★ ★★★
・テ ン ポ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆
・喜怒哀楽 ☆☆☆☆☆ ☆☆☆
・ドキドキ ☆☆☆☆☆ …
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会